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結婚式の引き出物はメインの引き出物と引菓子、縁起物で2~3品を贈るのが通例となり、ご祝儀に対して結婚式の引き出物を1世帯ずつお返しするというのが基本的なマナーで、金額としては、ご祝儀の金額の10分の1、披露宴の飲食代の3分の1程度が一つの目安とされております。
目次
ご祝儀に対して引き出物の価格のバランスが崩れてしまうと、ゲストが失礼だと感じてしまいますので、価格には十分注意を払う必要があるので、まずは基本として、ご祝儀に対する引出物の一般的な価格を理解する必要があるため、ご祝儀に対する引き出物格の目安をまとめました。
ご祝儀相場 | 引き出物金額(税込) | メインの引き出物(税抜) | 引菓子(税抜) | 縁起物(税抜) |
3万円 | 6,380円 | 3,800円 | 1,000円 | 1,000円 |
5万円 | 8,580円 | 5,800円 | 1,000円 | 1,000円 |
7万円 | 12,980円 | 8,800円 | 1,000円 | 1,000円 |
10万円 | 14,080円 | 10,800円 | 1,000円 | 1,000円 |
表 ご祝儀に対する引き出物の目安
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によれば、カタログ式ギフトの利用率が92.9%になっているので、メインの引き出物をカタログ式ギフトとして計算し、3万円のご祝儀でのメインの引き出物の価格をシステム料800円加えて3,800円とし、引き菓子・縁起物を合わせて5,800円となりますが、消費税を加えると6,380円になります。
この金額は「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると全国平均が6.2千円となっているのでほぼ合致します。
ご祝儀の金額の相場は、間柄で大きく異なります。過去の結婚式への参列の経験で常識的な金額を理解されているかどうかによるところも多いので、一概に確定したことは言いにくいのですが、目安として以下の間柄による引き出物金額の相場を参考にしていただければと思います。
友人や同僚の祝儀は3万円と共通認識されているかと思いますが、学生で祝儀が少ない方や遠方のため気遣い無用など遠慮をお願いしていた場合でも、メインの引き出物が税抜き3,000円を目安に考える必要があります。
そのような中で、引菓子・縁起物の品数を調整しますが、陶器や皿などの商品と2品のセットにした場合は4,400円(税込)で、カタログ式ギフトで3品セットにした場合の6,380円(税込)までが目安となります。
上司といっても、直属の上司や、入社の際にお世話になった人事部の方など、幅がありますよね。お世話された度合いによって価格帯を分けたいところですが、それぞれの職位などもあるので、一概には言えません。
ここは挨拶やスピーチをお願いした主賓クラスの上司以外は、思い切って同僚よりもランクアップして、メインの引き出物を税抜き5,000円で検討することをお薦めします。
思った以上に祝儀をもらえなくても、上司の腹や懐具合を知るいい機会だったと割り切ってください。もし、同僚と同じものを渡して、気が利かない同僚が上司に見せたものなら悲惨な結果になってしまいます。
そのような中で、引菓子・縁起物の品数を調整しますが、陶器や皿などの商品と2品のセットにした場合は6,600円(税込)で、カタログ式ギフトで3品セットにした場合の12,980円(税込)までが目安となります。
挨拶やスピーチをお願いした主賓クラスの上司のご祝儀は10万円を想定して、メインの引き出物を税抜き10,000円で検討することをお薦めします。
高額になるので引菓子・縁起物もワンランク高い税抜き1,500円のものをご用意しても良いかと思います、カタログ式ギフトで3品セットをお渡しするのでにしたら15,180円(税込)が目安となります。
ご夫婦で参列の場合は、常識的には二人分を割り切れない5万円です。赤ちゃんは人数にカウントしませんが、小学生以上でコースを用意する場合や親しいご友人や新郎新婦より年代が高い場合は7万円を目安としてご祝儀は考えたほうが良いかと思います。10万円つつむご夫婦もありますが、年代が若い夫婦で子供が小さい場合は、大変な金額なので、目安としては想定されないことをお薦めします。
メインの引き出物を税抜き5,000円で、7万円のご祝儀を予想される方は税抜き8,000円を検討することをお薦めします。
引菓子、縁起物の品数は友人同僚と合わせる形で十分で、陶器や皿などの商品と2品のセットにした場合は6,600円(税込)で、カタログ式ギフトで3品セットにした場合の11,880円(税込)までが目安となります。
親族とひとくくりに行っても、叔父叔母や祖父祖母によってご祝儀の額が大分変わってきます。一般的には叔父叔母は一緒に参列されるので5万円ぐらいが妥当かと思いますが、地域差もあり10万円包む場合もありますので、ご両親にあらかじめ聞いてもらった方がいいです。親族なだけに変な遠慮はしない方がいいかと思います。
また、年金生活の祖父祖母もかわいい孫のためにはきっと一肌脱いでくれるかと思いますので、10万円はあてにしたいところです。
一番難しいのは兄弟姉妹で、学生、独身、世帯持ちで立場が違いますので、ご祝儀は0~100,000円まで大きく幅が予想され、ご自身が学生の時にご兄弟の結婚式でご祝儀を渡していない場合に、ご自身の結婚式ではもらえないケースもあるようです。「あの時は学生だったから・・・」など得手勝手に考えずに、両親から兄弟にそれとなく聞いてもらった方がいいでしょう。
メインの引き出物を税抜き5,000円で、10万円のご祝儀を予想される方は税抜き8,000円から10,000円まで検討することをお薦めします。
メインが高額なために引菓子、縁起物の品数は友人同僚と合わせる形で十分で、陶器や皿などの商品と2品のセットにした場合は6,600円(税込)で、カタログ式ギフトで3品セットにした場合の14,080円(税込)までが目安となります。
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結婚式の引き出物の用意の仕方は、地域によっても差があります。例えば北海道では会費制の結婚式が多いので、引き出物を用意していない場合があります。また、沖縄の伝統的な結婚式では招待者の人数も多く、ご祝儀も1万円程度ですので引き出物も1品で税抜き1,000円程度が目安となります。
地域的なスタイルもありますが、どちらかが地元でない場合は、スタイルを確認する必要があり、東海地方であれば名披露目を用意し品数が多く、北陸地方では松の葉やかまぼこなど、その地方に合わせたご用意する必要があるので、プランナーやご両親にご相談することをお薦めします。
結婚式のご祝儀と引き出物価格は切っても切れない間柄ですが、ここ30年ご祝儀は3万円と変化はありませんが、引き出物の価格は消費税も含めて新郎新婦の負担が上がる一方で、最近の物価の高騰が結婚式場の見積もりに悪く影響されます。
現在は、ご祝儀の金額と引き出物の価格に「大きなギャップ」が起こっており、その最大の原因は、売り上げを上げたい結婚式場が、数十年前までは料理の一部の持ち帰りの「鯛の折り詰め」だけだった引き出物を、カタログ式ギフトや、引菓子・縁起物と品数を増やしてきたのが原因です。
さらに、カタログ式ギフトのシステム料の値上げや消費税の導入が拍車をかけて、新郎新婦の負担を押し上げています。
引き出物そのものに由緒ある歴史があるわけではなく、3品揃えることにはあまり意味はないのですが、一般的に広がっている認識から複数無いと寂しく感じられる方もいます。
結婚式の引き出物は、参列いただいた方への感謝の気持ちと、お祝いをもらったら半返しをして人間関係を強くするという日本らしい良い文化を守ることの方が重要かと思います。
当サイトでは社会的な礼儀としての引き出物の役割をしっかり果たしつつ、お二人の負担を時代に即した形でオンライン引出物hikica++(ヒキカ)を開発しました。
その中で、システム料や消費税による負担を加味するならば、商品代を4,000円として、メインの引き出物と引菓子か縁起物を選ぶ2品コースや、3品選べる場合でもメインの引き出物2,000円にするなどで費用を抑えることをおすすめしています。
メインの引出物が2,000円になっても、ゲストの満足度が落ちることはありません。なぜなら、hikica++(ヒキカ)にあるグレードアップ機能を使うと、ゲストは4,000円の商品を選択することができます。
そのほか、hikica++ではシステム料もパッケージ毎に安く提供し、現時点では最大29%OFFのレインボーキャンペーンを行っていますので、ぐっとお二人の負担を減らすお手伝いをさせていただいています。
また、新郎新婦の負担になるのが持ち込み料ですが、交渉次第で軽減される場合もありますのでこちらの記事も参考にしてください。