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両家の両親と新郎新婦

結婚式の主催者って誰がなるの?決め方・結婚式のダンドリから、招待状の書き方までやさしく解説

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2026.03.27

「結婚式の主催者って、私たち?それとも親?」——式の準備を始めると、意外と最初にぶつかるのがこの疑問ではないでしょうか。

こんにちはギフトプロデューサーの「おがってい」です。

普段なじみのない結婚式の主催者の役割から決め方、招待状の文例までをわかりやすくまとめました。プレ花嫁のあなたがスムーズに準備を進められるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

1.結婚式の主催者とは?

両家の両親と新郎新婦

結婚式の主催者とは、ゲストを決めて招待し、当日はホストとしておもてなしをする責任者のこと。式場との契約者にもなり、ご祝儀の管理や費用の支払いなど、お金まわりも担います。つまり「結婚式の全体を取りしきる人」が主催者です。

◇ 結婚式の主催者は3パターン

結婚式の主催者は、大きく分けて次の3つのパターンがあります。

  • ① 新郎新婦が主催(現代の主流) 友人や職場の同僚をメインに招待し、自分たちの貯蓄で費用をまかなうスタイルです。「自分たちらしい結婚式」をつくりたいカップルに選ばれています。
  • ② 両家の親が主催(伝統的なスタイル) 親族や親の仕事関係者を多く招く場合や、格式を大切にしたい場合に選ばれます。地域のしきたりが残るエリアでも多いパターンです。
  • ③ 発起人が主催(会費制パーティーなど) 北海道などの一部地域や、1.5次会・2次会でよく見られるスタイル。友人や同僚が幹事(発起人)となって会を取りしきります。

◇ 結婚式の主催者は時代とともに変わってきた

今は「新郎新婦が主催」が当たり前ですが、実はこのスタイルが定着したのはここ最近のことです。時代とともに結婚式のポジションが変化することによって、「主催者」もご両親から新郎新婦へ移ってきています。

昭和中期頃までは、結婚は「家と家の結びつき」という意識が強く、結婚式は新郎の自宅で行うのが一般的でした。親戚や近所の方をお招きして「家にお嫁さんが来ました」とお披露目する場だったので、家の代表であるお父様が主催者になるのが自然な流れだったのです。

バブル期〜平成初期になると、ホテルや専門式場での華やかな結婚式が増えます。それでも主催者はご両親が中心。親の勤め先の上司や取引先を多く招き、「子育てを立派に終えた報告の場」という意味合いが強い時代でした。費用も親が全額負担するのが普通だったんです。

そして平成後期〜令和の今。「結婚は二人のもの」という考え方が広まり、自分たちの友人や同僚を中心に招待して感謝を伝えるスタイルが主流に。費用も自分たちで出すカップルが増え、「新郎新婦が主催者」というかたちが定着しました。

◇ 結婚式の主催者の決め方

主催者をどうするかは、両親から主催に入れてくれとは言いにくいため、新郎新婦からアプローチして相談しましょう。

以下の3つのポイントで考えるとスムーズです。

  • 費用の負担 自分たちで全額出すなら新郎新婦主催に。親から多額の援助を受ける場合は、親主催や連名にするケースが多くなります。
  • ②.招待客の顔ぶれ ゲストの中心が親の知人・親族なら親主催、自分たちの友人・同僚が多いなら新郎新婦主催が自然です。
  • ③.地域の慣習と親の意向 「招待状は親の名前で出すもの」とされている地域もあります。まずはご両親に「私たちの名前で出そうと思っているんだけど、どうかな?」と相談してみるのが一番安心です。勝手に決めてしまうと、あとからトラブルになることもあるので、早めの相談がおすすめですよ。

◇ 主催者の役割

  • ①.結婚式の基本方針と全体像を決める 予算の上限、日取り、会場、人数規模、どんな雰囲気の式にするかなど、全体の方針を決めます。
  • ②.予算の設定と費用負担の取り決め 折半にするか人数で案分するか、見積もり明細毎に検討します。ご両家で負担する場合の方法などもあらかじめ決めておいた方がそれぞれがしたいことを決めやすくなります。
  • ③.ゲストの選定と招待 誰をお招きするかリストアップし、失礼のないよう案内(招待状)をお送りします。
  • おもてなしの準備 ゲストに喜んでいただくための「お料理・お飲み物・引き出物」、そして人間関係に配慮した「席次」を考えます。
  • .費用の管理と支払い 予算内でやりくりできるよう見積もりを調整し、式場への支払いや、ゲストへのお車代(交通費)の負担を行います。
  • .受付での役割と手順 友人や親類に受付を頼み、ゲスト毎の対応手順を決め、お車代や心づけの準備を行い、ご祝儀の管理や集計の方法を決めます。
  • .当日のホスト役(直接、感謝を伝える) 当日はゲストを笑顔でお迎えし、主賓などへの歓談中のご挨拶回りや、結びの謝辞(挨拶)を通して、直接「ありがとう」の気持ちを伝えます。新郎新婦が主催の場合は、両親と役割分担が必要になります。

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2.結婚式のダンドリと主催者の役割

結婚式の段取り

結婚式を進めるうえで、新郎新婦が主催の場合は自分たち中心で行いますが、主催者がご両親であったり、連名の場合は役割分担して進めることが必要です。特に主催者名義に「両家ご両親」が入る場合に注意しないといけないことを、結婚式を進める際の準備から当日の流れまでを、段階ごとに整理してご案内します。

第1段階:初期準備(挙式の8〜12か月前)

結婚式の段取り

まず、新郎新婦と双方のご両親が一堂に会し、結婚式の基本方針を話し合う場を設けます。この「顔合わせ兼打ち合わせ」では、主催者をどうするかを決めておいた方が今後の流れをスムースに進めることになります。なんとなく始めてしまうと両家のご両親ともギクシャクすることもあるので、早めに相談しましょう。

「両家ご両親」が主催に入る場合には、挙式の時期・規模・予算・会場の候補・招待客のおおよその人数について、六者の意見をすり合わせることが重要です。費用負担の割合もこの段階で明確にしておくと、後々のトラブルを防げます。両家の負担割合は折半が一般的ですが、招待人数の比率に応じて按分する方法もあります。新郎新婦が一定額を自己負担し、残りを両家で分担するケースも増えています

費用負担を両親にお願いする場合は、会場の見学・仮予約は、新郎新婦が主体的に動きつつ、両親にも候補を共有して意見を聞くようにしましょう。正式な予約前に両家の了承を得ることで、連名主催としての一体感が生まれます

第2段階:招待状の準備(挙式の3〜4か月前)

結婚式の招待状

主催者は招待状の差出人でわかる

「この結婚式の主催者は誰?」は、ゲストに届く招待状の差出人を見ればすぐにわかります。

  • 新郎新婦の名前 → 新郎新婦が主催
  • 両家の親の名前 → 両家の親が主催
  • 親と新郎新婦の連名 → 親子で一緒に主催
  • 発起人代表の名前 → 発起人が主催

当日の席次表の挨拶文や、披露宴の最後に行う謝辞を誰が担当するかでも、主催者がわかるようになっています。

招待客のリストは、新郎側・新婦側の親族や関係者をご両親に確認してもらい、友人や職場関係は新郎新婦が中心にまとめます。席次表の作成においても、主賓や親族の配置は両親の助言を仰ぐとスムーズです。

招待状の差出人パターン別【文例】

招待状を送るまでに、最後に、主催者パターン別の招待状文例をご紹介します。

新郎新婦が主催する場合

自分たちの言葉でゲストに感謝を伝える、今もっとも多い文面です。

  • 謹啓 〇〇の候 皆様におかれましては 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
  • このたび 私たちは結婚式を挙げることとなりました つきましては 日頃お世話になっております皆様に 感謝の気持ちをお伝えしたく ささやかな小宴を催したく存じます
  • ご多用中誠に恐縮ではございますが ぜひご出席いただきたく ご案内申し上げます
  • 敬具
  • 令和〇年〇月吉日 山田 太郎 鈴木 花子

両家の親が主催する場合

親がホストとして「子どもの結婚をお披露目する」伝統的なスタイルの文面です。格式高い式場や親族中心のゲスト構成の場合に選ばれます。

  • 謹啓 〇〇の候 皆様におかれましては 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
  • このたび 長男 太郎 と 長女 花子 の婚約が整い 結婚式を挙げることとなりました つきましては 幾久しくご懇情を賜りたく ささやかな披露の小宴を催したく存じます
  • ご多用中誠に恐縮ではございますが ぜひご出席いただきたく ご案内申し上げます
  • 敬具
  • 令和〇年〇月吉日 山田 一郎 鈴木 次郎

親と新郎新婦で連名にしたい場合

親主催の文章をベースに、差出人欄に両方の名前を並べる方法もあります。

第3段階:式の内容の決定(挙式の2〜3か月前)

結婚式の段取り

挙式のスタイル(教会式・神前式・人前式など)は、両家の宗教的な背景や希望を踏まえて決定します。人前式を選ぶ場合、連名主催であれば「ご両家ならびにご列席の皆さまに証人となっていただきます」という形で、主催者全員の立場を反映した進行が可能です。

披露宴のプログラムについては、新郎新婦の希望を軸にしつつ、両親の意見も取り入れます。具体的には、主賓の祝辞をどなたにお願いするか、乾杯の発声は誰が適任か、余興の内容は品位を保てるかなど、両親の経験や人脈を活かせる部分は積極的に相談しましょう。

第4段階:最終確認(挙式の2週間〜1か月前)

結婚式席次表

出欠の返信が揃った段階で、最終的な人数を確場に報告し、席次を確定させます。引出物の内容や数量、料理のアレルギー対応なども最終チェックを行います。両親からゲストに関する追加情報(体調面の配慮が必要な方など)が出てくることもありますので、密に連絡を取りましょう。

当日の両親の役割分担もこの時期に決めておきます。連名主催の場合、披露宴終盤の「両家代表謝辞」はどちらの父親が述べるか、あるいは両方が短く挨拶するかを事前に打ち合わせます。新郎新婦からの感謝の手紙や花束贈呈の段取りもリハーサルしておくと安心です。

第5段階:当日の進行

結婚式の受付

挙式前

新郎新婦・両家両親ともに、開宴の1〜2時間前には会場入りします。両親は受付周辺でゲストをお迎えする役割を担います。連名主催の場合、「本日はお忙しいなか、ありがとうございます」と両家の親がそれぞれのゲストに声をかけることで、主催者としての姿勢を示すことができます。

披露宴の流れ(一般的な例)

  1. 新郎新婦入場 … 司会者が連名主催であることを紹介
  2. ウェルカムスピーチ … 新郎または新郎新婦が挨拶。連名主催の場合「両家を代表して」という一言を添えると格式が出る
  3. 主賓祝辞・乾杯
  4. 歓談・お色直し・余興
  5. 花嫁の手紙・花束贈呈 … 両家の母親に花束を渡す演出が定番
  6. 両家代表謝辞 … 新郎の父が代表して述べることが多いが、新婦の父が加わる場合も
  7. 新郎謝辞 … 新郎新婦からゲストへの感謝
  8. お見送り … 新郎新婦と両家両親が並んでゲストをお見送り

披露宴後

お車代や心付けの手配は、両家両親が分担して対応します。後日、両家連名でお礼状を出すと丁寧です。

まとめ

結婚式の主催者選びは、招待するゲストの顔ぶれ・費用の負担・ご両親の意向の3つをバランスよく考えることが大切です。現代は新郎新婦が主催するケースが主流ですが、大事なのは「誰が正解か」ではなく「両家が納得しているか」。早めにご両親と話し合って、気持ちよく準備をスタートさせましょう。

ご両親が主催に入る場合は、決定権の範囲を最初に明確にしておくことが重要です。演出や衣装は新郎新婦に任せ、招待客や予算は両親と相談するなど、判断の領域を分けておくと円滑に進みます。また、情報共有をこまめに行うことです。片方の家だけが知っている事項があると、もう一方に不信感が生まれかねません。グループチャットなどを活用し、六者間で常に情報が行き渡るようにしましょう。

もっとも重要なのは、感謝の気持ちを忘れないことです。両親にとっても子どもの結婚式は一大イベントです。新郎新婦は準備に協力してくれる両親への感謝を言葉で伝え、当日の手紙にもその思いを込めることで、ふさわしい温かな式になるでしょう。

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おがってい ギフトプロデューサー/バイヤー/代表取締役
【執筆者:「おがってい」geeva㈱、㈱花雲の代表取締役 】 hikicaやgifcaなどの3品選べる引き出物カードを企画・設計。神戸大学工学部を卒業後、ITベンチャーでSEとして勤務し、九州大学のMBAを取得後にITコンサルタントとして独立する。2005年に物流システムの開発企業として㈱カウン・システム・サービス(現geeva)を起業し、引き出物やペーパーアイテムなどのブライダル専門のECサイトを自社開発して運営。「形式にとらわれない、お二人らしい結婚式」を叶えるために、業界で初めて3品選べる引き出物カード「gifca|ギフカ」を開発(特許多数保有)。さらに最新のIT技術を駆使して、QRシールやLINEで贈れるソーシャル引き出物など、引き出物の新しいスタイルを生み出し続けている。
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