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「結婚式の主催者って、私たち?それとも親?」——式の準備を始めると、意外と最初にぶつかるのがこの疑問ではないでしょうか。
こんにちはギフトプロデューサーの「おがってい」です。
普段なじみのない結婚式の主催者の役割から決め方、招待状の文例までをわかりやすくまとめました。プレ花嫁のあなたがスムーズに準備を進められるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚式の主催者とは、ゲストを決めて招待し、当日はホストとしておもてなしをする責任者のこと。式場との契約者にもなり、ご祝儀の管理や費用の支払いなど、お金まわりも担います。つまり「結婚式の全体を取りしきる人」が主催者です。
結婚式の主催者は、大きく分けて次の3つのパターンがあります。
今は「新郎新婦が主催」が当たり前ですが、実はこのスタイルが定着したのはここ最近のことです。時代とともに結婚式のポジションが変化することによって、「主催者」もご両親から新郎新婦へ移ってきています。
昭和中期頃までは、結婚は「家と家の結びつき」という意識が強く、結婚式は新郎の自宅で行うのが一般的でした。親戚や近所の方をお招きして「家にお嫁さんが来ました」とお披露目する場だったので、家の代表であるお父様が主催者になるのが自然な流れだったのです。
バブル期〜平成初期になると、ホテルや専門式場での華やかな結婚式が増えます。それでも主催者はご両親が中心。親の勤め先の上司や取引先を多く招き、「子育てを立派に終えた報告の場」という意味合いが強い時代でした。費用も親が全額負担するのが普通だったんです。
そして平成後期〜令和の今。「結婚は二人のもの」という考え方が広まり、自分たちの友人や同僚を中心に招待して感謝を伝えるスタイルが主流に。費用も自分たちで出すカップルが増え、「新郎新婦が主催者」というかたちが定着しました。
主催者をどうするかは、両親から主催に入れてくれとは言いにくいため、新郎新婦からアプローチして相談しましょう。
以下の3つのポイントで考えるとスムーズです。
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結婚式を進めるうえで、新郎新婦が主催の場合は自分たち中心で行いますが、主催者がご両親であったり、連名の場合は役割分担して進めることが必要です。特に主催者名義に「両家ご両親」が入る場合に注意しないといけないことを、結婚式を進める際の準備から当日の流れまでを、段階ごとに整理してご案内します。

まず、新郎新婦と双方のご両親が一堂に会し、結婚式の基本方針を話し合う場を設けます。この「顔合わせ兼打ち合わせ」では、主催者をどうするかを決めておいた方が今後の流れをスムースに進めることになります。なんとなく始めてしまうと両家のご両親ともギクシャクすることもあるので、早めに相談しましょう。
「両家ご両親」が主催に入る場合には、挙式の時期・規模・予算・会場の候補・招待客のおおよその人数について、六者の意見をすり合わせることが重要です。費用負担の割合もこの段階で明確にしておくと、後々のトラブルを防げます。両家の負担割合は折半が一般的ですが、招待人数の比率に応じて按分する方法もあります。新郎新婦が一定額を自己負担し、残りを両家で分担するケースも増えています。
費用負担を両親にお願いする場合は、会場の見学・仮予約は、新郎新婦が主体的に動きつつ、両親にも候補を共有して意見を聞くようにしましょう。正式な予約前に両家の了承を得ることで、連名主催としての一体感が生まれます。

「この結婚式の主催者は誰?」は、ゲストに届く招待状の差出人を見ればすぐにわかります。
当日の席次表の挨拶文や、披露宴の最後に行う謝辞を誰が担当するかでも、主催者がわかるようになっています。
招待客のリストは、新郎側・新婦側の親族や関係者をご両親に確認してもらい、友人や職場関係は新郎新婦が中心にまとめます。席次表の作成においても、主賓や親族の配置は両親の助言を仰ぐとスムーズです。
招待状を送るまでに、最後に、主催者パターン別の招待状文例をご紹介します。
新郎新婦が主催する場合
自分たちの言葉でゲストに感謝を伝える、今もっとも多い文面です。
- 謹啓 〇〇の候 皆様におかれましては 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
- このたび 私たちは結婚式を挙げることとなりました つきましては 日頃お世話になっております皆様に 感謝の気持ちをお伝えしたく ささやかな小宴を催したく存じます
- ご多用中誠に恐縮ではございますが ぜひご出席いただきたく ご案内申し上げます
- 敬具
- 令和〇年〇月吉日 山田 太郎 鈴木 花子
両家の親が主催する場合
親がホストとして「子どもの結婚をお披露目する」伝統的なスタイルの文面です。格式高い式場や親族中心のゲスト構成の場合に選ばれます。
- 謹啓 〇〇の候 皆様におかれましては 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
- このたび 長男 太郎 と 長女 花子 の婚約が整い 結婚式を挙げることとなりました つきましては 幾久しくご懇情を賜りたく ささやかな披露の小宴を催したく存じます
- ご多用中誠に恐縮ではございますが ぜひご出席いただきたく ご案内申し上げます
- 敬具
- 令和〇年〇月吉日 山田 一郎 鈴木 次郎
親と新郎新婦で連名にしたい場合
親主催の文章をベースに、差出人欄に両方の名前を並べる方法もあります。

挙式のスタイル(教会式・神前式・人前式など)は、両家の宗教的な背景や希望を踏まえて決定します。人前式を選ぶ場合、連名主催であれば「ご両家ならびにご列席の皆さまに証人となっていただきます」という形で、主催者全員の立場を反映した進行が可能です。
披露宴のプログラムについては、新郎新婦の希望を軸にしつつ、両親の意見も取り入れます。具体的には、主賓の祝辞をどなたにお願いするか、乾杯の発声は誰が適任か、余興の内容は品位を保てるかなど、両親の経験や人脈を活かせる部分は積極的に相談しましょう。

出欠の返信が揃った段階で、最終的な人数を確場に報告し、席次を確定させます。引出物の内容や数量、料理のアレルギー対応なども最終チェックを行います。両親からゲストに関する追加情報(体調面の配慮が必要な方など)が出てくることもありますので、密に連絡を取りましょう。
当日の両親の役割分担もこの時期に決めておきます。連名主催の場合、披露宴終盤の「両家代表謝辞」はどちらの父親が述べるか、あるいは両方が短く挨拶するかを事前に打ち合わせます。新郎新婦からの感謝の手紙や花束贈呈の段取りもリハーサルしておくと安心です。

新郎新婦・両家両親ともに、開宴の1〜2時間前には会場入りします。両親は受付周辺でゲストをお迎えする役割を担います。連名主催の場合、「本日はお忙しいなか、ありがとうございます」と両家の親がそれぞれのゲストに声をかけることで、主催者としての姿勢を示すことができます。
お車代や心付けの手配は、両家両親が分担して対応します。後日、両家連名でお礼状を出すと丁寧です。
結婚式の主催者選びは、招待するゲストの顔ぶれ・費用の負担・ご両親の意向の3つをバランスよく考えることが大切です。現代は新郎新婦が主催するケースが主流ですが、大事なのは「誰が正解か」ではなく「両家が納得しているか」。早めにご両親と話し合って、気持ちよく準備をスタートさせましょう。
ご両親が主催に入る場合は、決定権の範囲を最初に明確にしておくことが重要です。演出や衣装は新郎新婦に任せ、招待客や予算は両親と相談するなど、判断の領域を分けておくと円滑に進みます。また、情報共有をこまめに行うことです。片方の家だけが知っている事項があると、もう一方に不信感が生まれかねません。グループチャットなどを活用し、六者間で常に情報が行き渡るようにしましょう。
もっとも重要なのは、感謝の気持ちを忘れないことです。両親にとっても子どもの結婚式は一大イベントです。新郎新婦は準備に協力してくれる両親への感謝を言葉で伝え、当日の手紙にもその思いを込めることで、ふさわしい温かな式になるでしょう。
