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結婚式にゲストの皆様へ贈る引き出物の一つとして、感謝の気持ちを込めて贈る「引き菓子」。メインの引き出物としてセットで送るので主役じゃないけど、手も抜けない。せっかく贈るなら、喜んでもらえる、とっておきの品を選びたいですよね。でも、「どんなものが喜ばれるの?」「選び方のポイントは?」「相場はどれくらい?」と、結婚式の引き菓子選びに悩む新婦のために、失敗しない選び方のポイントから、定番・トレンドの人気アイテムまで、すべてを分かりやすく解説します。この記事を読めば、ゲストの笑顔を引き出す、とっておきの引き菓子が見つかるはずです。

結婚式の準備を進める中で耳にする「引き菓子」とは、一体どのようなもので、結婚式においてどのような意味を持つのでしょうか。引き菓子は、披露宴に参列してくださったゲストへ贈る引き出物の一部として、感謝の気持ちを込めてお渡しするお菓子のことです。
「引菓子」はメインの「引き出物」と一緒に出すのが常識となっていますが、実際は最近のことで古くからある慣習ではありません。バウムクーヘンやフィナンシェなどが多く見かけられますが、それが江戸時代や明治などにあるはずもなく、もともと「引き出物」を持ち帰る習慣そのものが数十年前からのことなので、引菓子も同様に歴史は長くはありません。
結婚式の引き出物マナー完全ガイド!相場・選び方・費用を抑えるコツ。
「引き出物」は料理の一部を持ち帰るのが30年前は主流でしたが、ある大阪の結婚式場でゲストが持ち帰った料理で食あたりになり、それ以降、衛生上の理由で料理を持ち帰ることができなくなりました。その代わりにタオルやお皿、カタログギフトがメインの「引き出物」として主流となっていきましたが、結婚式の後でゲストがご自宅でお帰りになった時に口さみしいのを慮って、衛生上問題がない「引き菓子」をお持ち帰りいただき、「ご家族で召し上がっていただく」という役割を担っています。
「引き菓子」は単なるお土産ではなく、ゲストへの心ばかりのお礼と、二人の門出を祝ってくれたことへの感謝、そして「これからも末永くよろしくお願いします」という願いが込められた、大切な贈り物なのです。また、引菓子には「披露宴の幸せをご自宅で待つご家族にお裾分けする」という意味がありますが、日本では古くから「割り切れない数字(奇数)」が縁起が良いとされており、品数を調整する役割も持っています。
引き菓子を添えると: 帰宅後にお茶と一緒に楽しんでもらえる、おもてなしの完成度が高まる。
メインの品だけだと: 「少し物足りない」「寂しい」と感じるゲストもいる。
3品にするのは:「割り切れない数字(奇数)」がいい。
幸せのおすそ分け:披露宴の幸せをご自宅で待つご家族にお裾分けする

結婚式の引き菓子選びで気になるのが、やはり「相場」ではないでしょうか。一般的に、引き菓子単体の相場は1,000円~2,000円程度とされています。これは、引き出物全体の金額の一部として考えられることがほとんどです。
引き出物全体の金額は、ゲストとの関係性によって調整するのが一般的です。贈る相手によって金額が変わります。この中に引き菓子が含まれるため、メインの引き出物とのバランスを考慮して選ぶことが大切です。
友人:3,000円~5,000円
上司や親族:5,000円~10,000円
また、地域によって引き出物の品数や金額の慣習が異なる場合もあります。そのため、両家の両親やプランナーに相談し、地域の相場や慣習を確認することをおすすめします。予算内でゲストに喜ばれる引き菓子を見つけるためにも、事前にしっかり情報収集をしておきましょう。
最近流行りの引き出物カードをゲストに贈る場合には、引き出物、引菓子、縁起物3品セットで含まれているので別に引菓子を選ぶことは必要ではありませんが、やはりゲストに口さみしい思いはしてほしくないので引菓子を別にご用意される場合もめずらしくありません。その場合は、引き出物カードの2品セットや「単品カード」と一緒に贈り、引き出物袋などを別に用意してゲストも持ち帰りやすくなります。
2品セットの引き出物カード:
単品の引き出物カード:
結婚式の引き菓子は、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切なアイテムです。ここでは、数ある引き菓子の中から、特に人気の高いアイテムをピックアップしてご紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリットを参考に、おふたりにぴったりの一品を見つけてください。

引き菓子の定番として圧倒的な人気を誇るのがバームクーヘンです。その美しい「年輪」の層は、「夫婦の絆が何重にも重なり、末永く繁栄しますように」という願いや、「長寿」を象徴すると言われています。縁起の良さだけでなく、日持ちがして持ち運びやすい点も人気の理由です。
メリット: 縁起が良い、日持ちする、幅広い年代に喜ばれる、有名ブランドの商品が多い。
デメリット: 定番ゆえにオリジナリティを出しにくいと感じる人もいる。

フィナンシェ、マドレーヌ、クッキーなどの詰め合わせは、幅広い年代のゲストに喜ばれる安心感があります。個包装になっているものが多く、ゲストが好きな時に好きなだけ楽しめるのも嬉しいポイント。見た目も華やかで、様々な味を楽しめるのが魅力です。
メリット: 幅広い層に人気、個包装で配りやすい・食べやすい、種類が豊富で選ぶ楽しみがある。
デメリット: 種類が多すぎると逆に迷わせてしまう可能性も。

和装での結婚式や、年配のゲストが多い場合に特におすすめなのが和菓子です。紅白まんじゅうや羊羹、最中などは、日本の伝統美を感じさせ、上品な印象を与えます。特に、紅白まんじゅうは「お祝い」の象徴としても親しまれています。
メリット: 和装の結婚式にマッチする、年配のゲストに喜ばれる、季節感を取り入れやすい。
デメリット: 洋菓子に比べて日持ちが短いものがある、好みが分かれる可能性も。

パウンドケーキやガトーショコラ、マカロンなどは、おしゃれで特別感を演出したいおふたりにぴったりです。有名店のケーキを選べば、ゲストにも「特別感」が伝わりやすいでしょう。ただし、日持ちや持ち運びやすさを考慮して選ぶことが重要です。
メリット: おしゃれで特別感を演出できる、見た目が華やか、トレンド感がある。
デメリット: 日持ちが短いものが多い、常温保存が難しい場合がある、持ち運びに注意が必要。




上記以外にも、引き菓子として人気を集めるアイテムはたくさんあります。例えば、コーヒーや紅茶のセットは、自宅でゆっくりとくつろぎの時間を楽しめるため、実用性を重視するゲストに喜ばれます。また、ゼリーやプリン、ワッフルなども、季節感を取り入れたり、ゲストの好みに合わせて選んだりすることで、よりパーソナルな感謝の気持ちを伝えることができます。
引き菓子は、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切なアイテムです。ここでは、失敗せずに喜ばれる引き菓子を選ぶための5つのチェックポイントをご紹介します。
引き菓子を選ぶ上で最も重要なポイントの一つが「日持ちの良さ」です。結婚式当日に受け取ったゲストが、すぐに食べきれなくても焦らずに済むよう、賞味期限が長いものを選びましょう。理想は2週間以上、最低でも1週間は日持ちするものが安心です。常温保存が可能かどうかも確認してください。生菓子の方が美味しくて感動も多いのですが、早く食べないといけないと要冷蔵のものは、持ち運びや保存に気を遣わせてしまうため、避けるのが無難です。
引き菓子は、ゲストが持ち帰ってから自宅で食べるものです。そのため、小分けに個包装されているものがおすすめです。個包装であれば、特に一人暮らしの方や会社勤めの方も少しの休憩に利用しやすく、衛生面でも安心感があります。
引き菓子も、結婚式全体のテーマや雰囲気に合わせて選ぶと統一感が出ます。例えば、和装での結婚式なら上品な和菓子、ナチュラルウェディングなら素材にこだわった焼き菓子、華やかな洋風の披露宴なら有名パティスリーの洋菓子など、会場の雰囲気や装飾と調和するものを選んでみましょう。
贈る相手であるゲストの顔ぶれを想像することも大切です。年配のゲストが多い場合は、馴染み深く万人受けしやすい定番の品や、和菓子などが喜ばれるでしょう。若い友人には、トレンド感のあるおしゃれなスイーツや、SNS映えするようなデザイン性の高いものが人気です。ゲストの年齢層や好みを考慮し、必要であれば「贈り分け」を検討するのも良いでしょう。
結婚式というおめでたい席に贈る引き菓子には、縁起の良い意味合いを持つものが多くあります。「夫婦円満」や「子孫繁栄」を意味するバームクーヘン、「幸せを結ぶ」という意味合いのクッキーなど、結婚式らしいモチーフやメッセージが込められたお菓子を選ぶと、より一層気持ちが伝わります。見た目の華やかさだけでなく、意味合いにも注目して選んでみてください。
引き菓子選びは、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切なプロセスです。ここでは、さらにゲストに喜んでもらうための、ちょっとした工夫をご紹介します。
ゲストに特別感を届けたいなら、有名店のお菓子や、新郎新婦のゆかりの地、出身地にちなんだお菓子を選ぶのがおすすめです。例えば、二人の思い出の場所にある洋菓子店の特別なスイーツや、地元の特産品を使った和菓子などは、単なるお菓子以上の意味を持ちます。ゲストにとっても珍しく、会話のきっかけにもなるでしょう。
最近では、ゲストの年齢層や関係性(親族、上司、友人など)に合わせて引き菓子を区別する「贈り分け」をするカップルも増えています。例えば、目上の方には伝統的な和菓子や高級感のある洋菓子を、友人にはトレンド感のあるおしゃれなスイーツを選ぶなど、相手の顔を思い浮かべながら選ぶことで、よりパーソナルな感謝の気持ちが伝わります。ただし、贈り分けをする際は、差があまり出すぎないように、金額や内容のバランスに配慮することが大切です。
結婚式の引き菓子は、ゲストの皆様への感謝の気持ちを伝える大切な贈り物です。この記事では、引き菓子の意味合いから相場、人気のアイテム、そして失敗しないための選び方のポイントまで詳しく解説してきました。日持ちや個包装、結婚式のテーマとの調和、そしてゲストへの心遣いなど、さまざまな視点から最適な引き菓子を見つけるヒントをお届けできたのではないでしょうか。
引き出物カードを利用した場合の引菓子の併用の仕方なども合わせて季節させていただきました。
ご紹介した情報を参考に、お二人の感謝の気持ちが最大限に伝わる、とっておきの引き菓子を選んでください。ゲストの皆様が笑顔になる瞬間を思い浮かべながら、楽しみながら準備を進めていきましょう。
