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近頃の結婚式では、ゲストの自宅に引き出物を直接贈るヒキタク®(登録商標 第7009783号、geeva株式会社)が定着し、結婚式の後に引き出物を届けることが一般化されました。そもそも、お祝いに対するお返しである内祝いは、本来『お祝いをいただいてから返す』のが王道で、技術やサービスの進歩で引き出物もそのスタイルに戻ってきています。
ヒキタクサービスの中でも、この『結婚式の後に贈る』を実現するための3つのサービスを紹介します。
どれを選んでも『結婚式の後に贈る』というスタンスは実現できます。ただし、それぞれの仕組みと制約は大きく異なります。本記事では、3つのサービスを正直に比較し、あなたの結婚式のスタイルとゲスト構成に合った選び方をご提案します。
→ 結婚式の後に引き出物を贈ることによって『新婦のストレスが軽減する』は、別記事「夜中に目が覚めて、引き出物のことを考えていませんか」もお読みください。

【執筆者:「おがってい」geeva㈱、㈱花雲の代表取締役 】 hikicaやgifcaなどの3品選べる引き出物カードを企画・設計。神戸大学工学部を卒業後、ITベンチャーでSEとして勤務し、九州大学のMBAを取得後にITコンサルタントとして独立する。2005年に物流システムの開発企業として㈱カウン・システム・サービス(現geeva)を起業し、引き出物やペーパーアイテムなどのブライダル専門のECサイトを自社開発して運営。「形式にとらわれない、お二人らしい結婚式」を叶えるために、業界で初めて3品選べる引き出物カード「gifca|ギフカ」を開発(特許多数保有)。さらに最新のIT技術を駆使して、QRシールやLINEで贈れるソーシャル引き出物など、引き出物の新しいスタイルを生み出し続けている。

出産内祝いも、新築内祝いも、快気内祝いも、すべて『お祝いをいただいてから、その金額にふさわしいお返しを贈る』のが日本の内祝い(お返し)の作法です。「半返し」「3分の1返し」も、いただいた金額が判明していて初めて成り立つ概念です。
ところが結婚式の引き出物だけは、長年『もらう前に決まる』慣習として残ってきました。これは、式場が一括発注する必要や、引き出物の準備期間など、運営オペレーションの都合から生まれた構造です。
hikicaは、この特異な構造を見直し、『内祝い本来の作法』を結婚式に取り戻すことができます。

3つのサービスは、「物理 vs デジタル」と「贈り分けの柔軟性」の2軸で位置づけが整理できます。
| サービス | 形態 | 主な届け方 | 見た目の印象 |
| 引き出物宅配便 | 商品やカタログギフト(ハガキ申込み) | 宅配便で品物を直接配送 | 従来の引き出物に最も近い |
| ヒキタクカード® | カード(オンライン申込) | 提携封筒/ネコポス/ゆうメール | のし包装+QRコードからゲストが3品選ぶ |
| スマヒキ® | URL(オンライン申込) | LINE・メール・SMSで専用URLを送信 | スマホで直接ゲストが3品選ぶ |
どれも目指すゴールは同じ──結婚式の後に、ご祝儀額にふさわしい引き出物を贈ること。ただし、その実現のしかたが3つの方向で違います。
もっとも重要な比較ポイントを、1つの表にまとめました。
| 項目 | 引き出物宅配便 | ヒキタクカード® | スマヒキ® |
| 『結婚式の後に贈る』度合い | △(限定的) | ○ | ◎ |
| 祝儀額に合わせた贈り分け | 可(作業負荷が大きい) | ◎ | ◎ |
| ゲストが受け取る形 | 実物の品(自宅配送) | 実物カード+ゲストが引き出物3品選択 | URLからゲストが引き出物3品選択 |
| 新郎新婦の準備期間 | 2~3週間+配送日 | 3日~1週間+配送日 | ほぼ即時 |
| 送料・配送費 | 商品代に込み | 提携封筒は140~180/ネコポス・ゆうメール190円~350円 | 商品代に込み |
| ゲストの当日の手荷物 | 案内カード | 引き出物カード1枚 | なし |
| 年配ゲストとの相性 | ◎(実物が届く安心感) | ○(カードの郵送なので馴染みやすい) | △(慣れない方はフォローが必要) |
| メッセージや写真を添える | 限定的 | 可(カードに印字) | ◎(写真・動画・個別文) |
◎=最も得意/○=対応可/△=条件付きで対応可

引き出物宅配便は、タオルや冊子型のカタログギフトなどの記念品と引菓子・縁起物のセットを、当日のゲスト手渡しではなく、後日の宅配便でゲスト宅に直接届けるサービスです。実物の品物が届くので、ゲストにとって受け取りの安心感は最も高い方法です。
ここが本記事のポイントです。ヒキタクには、構造上の制約があります。
贈り分けの準備に約2週間かかる
引き出物宅配便で送り分けをする場合に、ご祝儀をいただいた直後に贈ろうとしても、贈り分けの内容(誰にどの品を)のデータ作成作業が1~2週間かかり業者に渡しても、業者はそこから商品の手配をするので、実際の配送はその2週間後になり、お届けするまでに時間がかかりすぎる傾向があります。
したがって、結婚式後に引き出物宅配で送るのに向いているのは──

ヒキタクカード®は、hikicaの代表的なサービスで、カードのQRコードを読み込むと引き出物3品が選べる引出物に特化したオンラインギフトのサービスです。コンパクトなパッケージで封筒でも送れますが、熨斗包装を付けたい場合は、ボックスタイプもご用意しています。
ヒキタクカード®では、ゲストごとに郵送費が発生します。配送方法によって、送料感が変わります。
つまり、ボックス入りで格を出したい場合、1人あたりの送料が積み上がる構造です。10名以上のゲストにボックス便で送る場合は、合計の郵送費を事前に確認しておくのがおすすめです。
したがって、ヒキタクカード®が向いているのは──

スマヒキ®は、引き出物の専用URLを、LINE・メール・SMSで直接ゲストに送る、完全デジタル型のサービスです。物理的な郵送が一切ないため、最も即時性が高く、もっとも『結婚式の後に贈る』スタンスを純粋に体現できる方法です。
これらすべてに対して、スマヒキ®には標準で『安心装置』が組み込まれています。詳しくはC3の記事をご覧ください。
→ 「LINEで贈るのが怖い」と感じる方は、別記事「LINEで引き出物が怖い…5つの不安と、スマヒキ®が用意した安心装置」で、5つの不安への対応を詳しく解説しています。
したがって、スマヒキ®が向いているのは──
3サービスの選び方を、シンプルなフローチャートに整理しました。
| 質問 | YESなら | NOなら |
| Q1. ゲストの大半が60代以上の親族中心? | 引き出物宅配便/ヒキタクカード® | Q2へ |
| Q2. ご祝儀を見てから贈り分けを決めたい?(マリッジブルー解消優先) | スマヒキ® | Q3へ |
| Q3. 物理的なカードを残したい? | ヒキタクカード® | スマヒキ® |
一般的なZ世代の新婦さんには、スマヒキ®が最有力候補。ただし、ゲスト構成や結婚式の世界観によっては、引き出物宅配便やヒキタクカード®がより合うケースもあります。

3サービスを排他的に選ぶ必要はありません。ゲストの世代と関係性によって、複数を組み合わせるハイブリッド運用も可能です。
もっとも採用されているパターンです。年配ゲストへの『失礼』を確実に回避しながら、それ以外のゲストにはスマヒキ®の即時性とパーソナライズを楽しんでもらえます。
当日のおもてなし感を残しつつ、『結婚式の後に贈る』スタンスを完全に実現できる王道の組み合わせです。

A. hikicaでは引き出物宅配便をご用意していないので、外部の業者にお願いしてください。また、ヒキタクカード®やスマヒキ®を個別に注文してもクーポンが適用できます。
A. はい、あります。ゲスト当日の手荷物がゼロになる、年配ゲストにも実物が届く安心感がある、贈り分けが事前にできるのでオペレーションが安定する、といった独自のメリットがあります。
A. ネコポスやゆうメールの規定に従って、おおよそ300〜500円程度の送料が1名あたり発生する目安です。ただし、商品サイズや配送業者の最新料金で変動するため、ご希望の商品のサイズをご確認していただき、運送会社の料金と照らし合わせてください。
A. メール+SMS併用配信なら、片方が迷惑メール扱いになっても、もう片方で届きます。さらに、配信状況が管理画面で見えるので、再送信は違う方法で送ることもできます。
A. 結婚式に出席してくださっただけでも『お祝いの気持ち』はいただいています。軽めのコースで対応する運用が一般的です。
A. 通常の引き出物宅配便は、ゲストの自宅に1週間以内へお届けするために、ヒキタクカード®であれば3日以内に注文し、1週間後には発送するのがおススメで、スマヒキであれば10日以内に送信するのがベターです。
3サービスのうちどれが自分に合うかは、実物を見てから決めるのがいちばん早いです。

『ヒキタク』(登録第7009783号)、『ヒキタクカード』(登録第7009784号)、『ヒキカ』(登録第6511026号)、『スマヒキ』(登録第6940293号)はgeeva株式会社の商標です。 本記事内では原則として「ヒキタク」「ヒキタクカード」「ヒキカ」「スマヒキ」と表記ます。
