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こんにちはご結婚おめでとうございます。ギフトプロデューサーの「おがってい」です。
この記事は、 引き出物を結婚式場やネットなどで説明されている内容を改めて考え直してみて、過去の書籍やデータから相場・マナー・人気ランキング・贈り分け・最新トレンド・節約術まで調べた上で「引き出物って何を選べばいいの?」そんな疑問をまるごと解決します。

引き出物とは、結婚式の披露宴に出席してくれたゲストに、ご祝儀のお返しとして、引き出物、引き菓子、縁起物の3品を贈ることが見られますが、実は、引き出物のスタイルはここ数十年で大きく変化し続けています。
文献※1)より、引き出物は昭和の中期にはある程度一般的でしたが、いつから始まったかはよくわからず、「歴史」とか「文化」とか言えるものは見当たりませんでした。ただし日本の文化として、ご祝儀の内祝い(返礼)をすることは一般化されており、結婚式のゲストのお祝いへの感謝とおもてなしの気持ちを込めた引き出物を贈るということは現在ではすっかり常識化されています。
引き出物の語源は平安時代、宴を主催した貴族が招待客へのお土産として、庭先に馬を「引き出して」贈ったことに由来すると言われていますが、平安時代の貴族は、人口のわずか0.005%未満の話(※2)なので、現在の引き出物とは無関係と考えた方が自然です。
※1 参考文献)
「結婚式のマナー」石倉豊著(雅叙園観光㈱) 保育社 昭和50年3月1日発行
「婚礼マナーの急所」 富田大吉著 高橋書店 1976年発行
※2 現代ビジネスより
① 引き出物(メインギフト)…カタログギフトや食器など、ゲストへの感謝を伝えるメインの贈り物。予算の中心となるアイテムです。
② 引き菓子…バウムクーヘンや焼き菓子など、甜いお菓子を添えるのが一般的。「幸せのおすそ分け」という意味があります。
③ 縁起物(プラス1品)…かつおぶしや紅茶、うどんなど、縁起の良い食品を添えることも。品数を奇数にする慣習に由来します。
💡 知っておきたいポイント 引き出物の品数は2~3品が一般的です。メインの引き出物+引き菓子の2品構成か、さらに縁起物を加えた3品構成がスタンダード。ただし、地域によっては5品以上という慣習もあるため、まずはご両家で確認するのがおすすめです。
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「いくらくらいのものを選べばいいの?」多くのプレ花嫁が最初に気になるポイントです。引き出物の金額相場は、祝儀に対して決めますが、引き出物に限らず日本の贈り物文化では、内祝い(お返し)は半返しが重要な慣習で、結婚式では料理と引き出物の合計額が半額になるのが本来です。
一方で、祝儀の半額だと決められると、結婚式場からすると料理の単価を上げにくくなるので、、引き出物は「ご祝儀の1割程度」「飲食代の3分の1~半額」などとして、別の予算を取るように持ってきたのが始まりです。
また、前章で述べたように引き出物が3品になったのは昭和の後期で、歴史的にも新しいので、こだわる必要ないのですが、一般常識や慣習として「祝儀をこれくらいはらったなら」「遠方からきてるから」などのゲストの気持ちや立場に立って決めたほうがいいです。ゲストの気持ちに対して報いようというお二人の気持ちが一番重要です。
| ゲストとの関係 | ご祝儀の目安 | 引き出物の相場(引き菓子含む) |
| 友人・同僚 | 30,000円 | 3,000~5,000円 |
| 上司・恩師 | 30,000~50,000円 | 3,000~8,000円 |
| 親族(ご夫婦) | 50,000~100,000円 | 5,000~15,000円 |
| 親族(おひとり) | 30,000~50,000円 | 3,000~8,000円 |
| 🌿 プレ花嫁のためのワンポイント 上記はあくまで全国的な目安です。地域によって慣習が大きく異なることも。たとえば、北陸地方では引き出物が豪華になる傾向がありますし、北海道では会費制が主流のため引き出物を用意しないケースもあります。まずはプランナーさんやご両家に相談してみましょう。 |
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ゲストアンケートと先輩カップルの実績から、本当に喜ばれる引き出物をランキングでご紹介します。

不動の1位!ゲストが自分の好きなものを選べる自由度の高さが最大の魅力です。冊子タイプに加え、スマホで選べるカードタイプも人気急上昇中。ゲストの約77%※3が「もらって嬉しい引き出物」としてカタログギフトを選んでおり、圧倒的な支持を集めています。
※3 結婚トレンド調査2024 概要報告書(全国) ブライダル総研 株式会社リクルート

普段自分では買わないブランド食器やおしゃれなグラスは、特別感があって好評。シンプルで使いやすいデザインを選ぶのがコツです。自分ではなかなか手を出さない有名ブランド(ティファニーやウェッジウッド等)の、小さく実用的なものは長く愛用されます。

お肉やスイーツなど「消えもの」は、好みを選ばず喜ばれる定番。自分では買わない有名ブランドの菓子や贅沢なレトルトなど、家族構成を問わず喜ばれます。生鮮食品やお菓子などは引菓子とぶつかってしまうので、結婚内祝いと贈る方が多いようです。

今治タオルなど品質の良いタオルは実用的で人気。性別・年代を問わず使えるので、贈り分けにも便利なアイテムです。上質なものはなかなか自分では買わないので肌触りが良く上質なものは使う毎に、結婚式でもらったものと日々思い出してもらいやすいのも特徴です。

縁起物の要素もありつつ、「絶対に使うもの」としての安心感。ブランド米の食べ比べセットなどが特に人気です。特にお米は近年の価格の乱高下で喜ばれる贈り物となっています。
| ⚠️ 「正直もらって困った…」と思われがちなNGギフト 新郎新婦の名前入りグッズ、趣味が分かれるインテリア雑貨、重すぎて持ち帰りが大変なアイテムは要注意。「自分が使いたいもの」より「ゲストが嬉しいもの」の視点で選びましょう。 |
すべてのゲストに同じものを贈るのはもう古い?現代の引き出物は「贈り分け」がスタンダードです。
贈り分けとは、ゲストとの関係性やご祝儀の金額に応じて、引き出物の品物や予算を変えて贈ること。一人ひとりの顔を思い浮かべながら選ぶことで、より気持ちが伝わります。
地域の慣習を尊重しつつ、カタログギフトの上位コースや上質なタオルセットなど実用品が人気。ご夫婦でひとつにまとめる場合はワンランク上のものを。
品格のある高価格帯のカタログギフトや、ブランド食器がおすすめ。格式を大切にしつつ、実用的なものを選びましょう。
トレンド感のあるおしゃれなアイテムが喜ばれます。カードタイプのカタログギフトなら、荷物にならず特に好評です。
通常の引き出物に加え、お礼の品をプラスするのが一般的。現金や商品券でお渡しするケースも多いです。
| 💡 贈り分けのコツ 贈り分けをする際は、袋の大きさやデザインを統一しておくと安心です。中身が違っても外から見て差がつかないよう配慮することで、ゲスト同士が気まずい思いをすることを防げます。 |
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引き出物のスタイルも年々進化中。いま注目の新しい選択肢をご紹介します。

いま最も注目されているのが「引き出物カード」というスタイルです。ゲストにお渡しするのはスタイリッシュなカード1枚だけ。QRコードを読み取ると、スマホやPCから好きな商品を選べる仕組みです。引き出物・引き菓子・縁起物の3品をゲスト自身が自由に組み合わせられるタイプもあり、満足度の高さが魅力。持ち帰りの負担もゼロなので、遠方ゲストにも喜ばれます。
【関連記事】【2026年最新】引き出物カード人気ランキング!8ブランド徹底比較!

ペーパーアイテムなどの手作り派に大人気なのが、引き出物DIYです。QRコードのシールを貼るだけでペーパーアイテムがなんでも引出物3品が選べるようになり、席札やエスコートカードなど手作りの温かみを大切にしながら、費用を抑えつつ、世界にひとつだけの特別感を演出できるのが最大の魅力。
【関連記事】【引き出物DIY】手作りペーパーアイテムをCanva×QRギフトでおしゃれに節約!

「スマヒキ」とは、スマホだけで引き出物の選択から受け取りまで完結する新しいサービスです。披露宴当日にゲストのLINEやメールにギフトURLを送信。ゲストは帰宅後にスマホでゆっくり商品を選べ、後日自宅に届きます。
紙袋や包装が不要なためエコにも優しく、ゲストの持ち帰りの負担が完全になくなるのが大きなメリット。「スマホ操作が苦手な年配ゲスト」には配慮が必要ですが、若い世代を中心に急速に広がっています。
【関連記事】【2026年最新】ソーシャル引き出物とは?結婚式でゲストも新郎新婦もハッピーになる選び方
| 🌿 2026年のキーワード 「引き出物カード」「引き出物DIY」「スマヒキ」の3つが今年のトレンドキーワード。従来の冊子タイプカタログに加え、Webカタログの利用率が約45%(※4)まで上昇しており、デジタルシフトが加速しています。 ※4 結婚トレンド調査2024 概要報告書(全国) ブライダル総研 株式会社リクルート |
せっかくの贈り物でマナー違反は避けたいですよね。押さえておくべき基本をまとめました。
結婚式の引き出物は、品数を3品・5品など奇数にするのが縁起が良いと思われています。「割り切れない=別れない」という意味が込められています。

引き出物ののしは、「10本結び切り」の水引で「寿」の表書きが基本。結び切りは「一度結んだらほどけない」という意味があり、結婚式にふさわしい結び方です。名前は新郎新婦の姓、またはお二人の名前を並べて書きます。カード型のギフトの場合は熨斗包装の代わりにリボンなどを付ける場合もあるので、商品の仕様をよくご確認ください。
| ✨ ゲスト目線を忘れずに マナーはもちろん大切ですが、一番大事なのは「ゲストに喜んでもらいたい」という気持ちです。形式にとらわれすぎず、お二人らしさと感謝の思いが伝わる引き出物を選びましょう。 |
「いつまでに決めればいいの?」引き出物選びの理想的なタイムラインをご紹介します。
| 時期 | やること |
| 挙式4~3ヶ月前 | 情報収集スタート:引き出物の種類や相場をリサーチ。カタログギフト、食器、宅配型など選択肢を把握。ご両家の希望や地域の慣習も早めに確認。 |
| 挙式3~2ヶ月前 | アイテム絞り込み:ゲストリストをもとに贈り分けの方針を決定。サンプル取り寄せやプランナーさんへの相談もこの時期に。 |
| 挙式2~1ヶ月前 | 正式発注:商品と数量を確定して発注。予備を含めて少し多めに手配するのがおすすめ。のしの内容や配送先の最終確認も忘れずに。 |
| 挙式2週間前 | カードギフト正式発注:のしなどの校正が要らないカードギフトの場合は納期が早い場合が多く、ネット注文の場合もここがポイントになります |
| 挙式1週間前 | 最終チェック:届いた商品の数量・内容・のしを確認。宅配の場合はゲストの住所リストを再チェック。当日持ち込みの場合は式場への搬入日も確認。 |
| 挙式後 | ソーシャル引き出物注文:スマヒキなどのソーシャル引き出物は挙式後に送ることができるので、ゆっくり一人づつメッセージを送ることもできます。 |
| 💡 早めの準備がカギ 引き出物選びは意外と時間がかかります。特に人気商品は在庫切れになることもあるので、挙式4ヶ月前にはリサーチをスタートするのがベストです。余裕を持ったスケジュールで、焦らず素敵なギフトを見つけましょう。 |
結婚式は何かと出費がかさむもの。ゲストに喜ばれるクオリティを保ちつつ、賢く費用を抑えるテクニックをご紹介します。
式場を通さず、外部のギフトショップやオンラインストアで購入する「持ち込み」を活用すると、同じクオリティでも費用を抑えられるケースがあります。ただし、式場によっては持ち込み料(300~500円/個)がかかる場合もあるため、事前に確認しましょう。
【関連記事】引き出物カードで持ち込み料を0円に!プレ花嫁の節約完全ガイド。
カードタイプやスマヒキなら、紙袋代(300~500円/枚)や包装代が不要になります。ゲスト数が多いほど節約効果が大きく、たとえばゲスト80人の場合、紙袋代だけで24,000~40,000円の節約になることも。
<商品紹介> ソーシャル引き出物スマヒキの紹介はこちら
オンラインのギフトショップでは、早期注文割引やまとめ買い割引を実施していることがあります。また、セール時期(年末年始や決算期)を狙うのも賢い選択です。
メインの引き出物はカタログギフトでしっかり確保しつつ、引き菓子やプチギフトを手作りにすることで費用を抑えながらオリジナリティも演出できます。手作りクッキーやオリジナルブレンドのドリップバッグコーヒーなどが人気です。
同じカタログギフトでも、式場提携・外部ショップ・オンライン専門店で価格が異なることがあります。最低3社は見積もりを取って比較するのがおすすめ。送料無料やポイント還元など、トータルコストで考えましょう。
【関連記事】【2026年最新】引き出物カード人気ランキング!8ブランド徹底比較!
| 💰 節約のまとめ 節約のコツは「外部ショップで購入」「カードタイプで紙袋代カット」「早割・まとめ買い」「DIYでオリジナリティ演出」「複数サービス比較」の5つ。「ゲストの満足度を下げない節約」を心がけましょう。 |
プレ花嫁から寄せられる疑問にお答えします。
まったく心配いりません。ゲストアンケートでは約77%が「もらって嬉しい引き出物」としてカタログギフトを選んでおり、最も喜ばれるアイテムです。贈り分けでコースを変えるなど、ひと工夫すればさらに気持ちが伝わります。
<商品紹介> ゲスト大満足のカードタイプの引き出物hikica++(ヒキカ)
近年は引き出物宅配を選ぶカップルが増えており、失礼にはあたりません。むしろ「帰りに重い荷物を持たなくてよかった」「家に届いてゆっくり開けられて嬉しかった」と好評の声が多いです。ただし、年配の方には披露宴中にメッセージカード等でお知らせするとスマートです。
【関連記事】【保存版】引き出物を宅配する「ヒキタク」と「引き出物カード」メリット・デメリットの比較
式場を通さず外部のギフトショップで購入する「持ち込み」が代表的。引き出物カードやスマヒキなら紙袋代や手渡しの手間も削減でき、トータルコストで考えるとお得になることも多いです。詳しくは「8. 引き出物を節約するコツ」の章をご覧ください。
もちろんアリです!むしろ「贈り分け」は今の引き出物選びのスタンダード。ご祝儀の金額やゲストの年齢・ライフスタイルに合わせて品物や予算を変えることで、より心のこもった贈り物になります。
二次会のみの場合、一般的には引き出物は不要です。代わりにプチギフト(お菓子やミニグッズなど500~1,000円程度のもの)をお渡しするのがスマートです。
心がこもったペーパーアイテムと一緒に贈る引き出物DIYは好評です。いろいろな演出としても使えるのでアイデア次第で忘れられない結婚式になります。
【関連記事】【引き出物DIY】手作りペーパーアイテムをCanva×QRギフトでおしゃれに節約!
スマホ操作が苦手な方には不向きな場合もあります。若い世代の友人にはスマヒキ、年配の親族には従来型のカタログギフトと、贈り分けするのがベストです。サービスによっては電話での注文対応がある場合もあるので、確認してみましょう。
持ち込み料とは、式場以外で購入した引き出物を式場に持ち込む際にかかる手数料のことです。相場は1個あたり300~500円程度。式場によっては無料の場合もあるので、契約前に確認しておきましょう。持ち込み料を考慮しても、外部購入のほうがトータルで安くなるケースは多いです。
【関連記事】【必見!】引き出物の「持ち込み料をなし」にする5つの方法!交渉のコツ
引き出物選びは、定番の「カタログギフト」が人気1位で、相手に合わせて品物を変える「贈り分け」が現在の主流です。さらに、持ち帰り負担ゼロの「引き出物カード」やスマホで完結する「スマヒキ」など、デジタルを活用した最新トレンドを紹介しました。式場を通さず外部手配して費用を抑える賢い節約術もありますが、引き出物選びはゲストの事を思い出しながら。焦らず、楽しみながら、おふたりらしい贈り物を見つけてくださいね。
素敵な引き出物で、感謝の気持ちを届けましょう。
