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こんにちはギフトプロデューサーの「おがってい」です。
結婚式の準備で意外と悩むのが、両親や兄弟姉妹への引き出物です。「そもそも家族にも引き出物は必要なの?」「兄弟の相場はどのくらい?」「学生だけどいるの?」といった疑問を持つカップルは少なくありません。
結果を先に言うと、最近のトレンドでは兄弟姉妹にはケースバイケースで贈り、両親には別にギフトを用意することで引き出物は贈りません。また、子を持つ親の立場で言えば、「落ちている石」でもいいので、想いが入っている物ならばそれが一番うれしいです。
本記事では、2026年の最新トレンドを踏まえながら、両親・兄弟姉妹への引き出物の相場やマナー、おすすめの品物まで網羅的に解説します。
引き出物を両親に贈るかどうかの判断は、結婚式の「主催者」が誰であるかによって大きく変わります。招待状の差出人が新郎新婦本人の名前であれば、両親はゲストという立場になるため、引き出物を用意する場合があります。一方、親の名前で招待状を出す場合は、両親が主催者側となるため引き出物は不要とされることが多いです。近年は新郎新婦が主催するスタイルが主流になっており、両親にも引き出物を贈るケースが増えています。
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兄弟姉妹への引き出物は、既婚か未婚かで判断が分かれます。既婚の兄弟姉妹は独立した世帯として招待するため、引き出物を用意するのがマナーです。未婚で親と同居している場合は、親の世帯に含まれるため不要とするケースもありますが、ご祝儀を個別にいただいた場合は引き出物を用意するのが丁寧です。
兄弟姉妹への引き出物の贈り方は、「独立した世帯かどうか」と「ご祝儀を個別にいただいたかどうか」の2点で判断します。
| 兄弟姉妹の状況 | 祝儀あり | 祝儀なし |
|---|---|---|
| 既婚 | 必要 | - |
| 未婚・親と同居 | 必要 | 不要 |
引き出物の慣習は地域によって大きく異なります。たとえば、東海地方では品数が多く豪華な引き出物が好まれる傾向がある一方、関東では比較的シンプルにまとめるのが一般的です。両家の地域が異なる場合は、事前にそれぞれのご両親に相談しておくと安心です。
近年のトレンドとして注目されているのが、引き出物とは別に「感謝の気持ちを込めた特別なギフト」を両親に贈るスタイルです。披露宴の演出として花束や記念品を贈呈するだけでなく、後日改めて旅行券や体験ギフトをプレゼントするカップルが増えています。両親ギフトの贈呈することが演出の一つとして結婚式では織り込まれているので、ここで引き出物を渡すと逆に違和感になります。

両親への引き出物の相場は、一般的に5,000円〜10,000円程度が目安です。他のゲストと同等かやや高めの品物を選ぶことが多く、特にカタログギフトの場合は1ランク上のコースを選ぶカップルが目立ちます。ご祝儀をいただく場合は、その金額の1割程度を引き出物の予算として考えると適切です。
両親からご祝儀ではなく結婚資金の援助を受けている場合は、引き出物の金額にこだわりすぎる必要はありません。援助額が大きい場合でも、引き出物は3,000円〜5,000円程度に抑え、別途お礼のギフトや新婚旅行のお土産などで感謝を伝えるのもスマートな方法です。
引き出物を「結婚の記念品」として位置づける場合は、10,000円〜20,000円程度まで予算を上げるカップルもいます。名入れの食器やフォトフレーム、オーダーメイドのアイテムなど、世界にひとつだけの特別感がある品物が人気です。

従来の引き出物は他のゲストと同じカタログギフトや食品の詰め合わせが定番でしたが、「両親にはもっと特別なものを贈りたい」と考えるカップルが年々増えています。引き出物とは別枠でギフトを用意することで、一般ゲストとは差別化しつつ、両親への深い感謝をしっかり形にできるのが最大のメリットです。披露宴では花束やサプライズレターを渡し、後日改めて特別なギフトを届けるという二段構えのスタイルがトレンドになっています。
引き出物とは別に用意するギフトの相場は、10,000円〜30,000円が中心的な価格帯です。結婚式の費用を援助してもらった場合はやや高めに設定するカップルも多く、50,000円以上の旅行ギフトを贈るケースも見られます。大切なのは金額よりも「気持ちが伝わるかどうか」。無理のない範囲で、両親の好みやライフスタイルに合った品を選ぶことが喜ばれるポイントです。
カタログギフトは両親世代にも根強い人気があります。特に10,000円〜30,000円クラスの高級カタログギフトは、ブランド食器やグルメ、体験型コースなどラインナップが充実しており、受け取る側が自分の好きなものを自由に選べるのが最大の魅力です。「何を贈れば喜ぶか分からない」という場合にも安心の選択肢であり、両家の両親それぞれの好みに合わせて別々のカタログを選ぶこともできます。最近ではカード型やスマートフォンで閲覧・注文できるデジタルカタログギフトも登場しており、スマートで現代的な贈り方として注目を集めています。

日常的に使えるものを贈りたいなら、上質な夫婦箸や食器セットがおすすめです。
輪島塗や有田焼、九谷焼など日本の伝統工芸品は、高級感と実用性を兼ね備えた贈り物として両親世代に非常に喜ばれます。名入れや桐箱入りのものを選べば、記念品としての特別感もぐっと増します。夫婦で毎日使うものだからこそ、長く大切にしてもらえるギフトとして根強い支持を集めています。「ありがとう」のメッセージを添えて贈れば、食卓のたびに結婚式の思い出がよみがえる素敵な一品になるでしょう。
■ 櫻(さくら)夫婦

結婚式の定番演出としても人気の三連時計は、一枚の木の板から3つの時計を作り、新郎家・新婦家・新居にそれぞれ飾るというものです。
「離れていても同じ時を刻む」というメッセージ性が強く、感動的な贈り物として高い人気を誇ります。価格帯は20,000円〜40,000円程度で、木材の種類やデザインをカスタマイズできるサービスも増えています。
より手軽に時計を贈りたい場合は、結婚記念日や名前を刻印した名入れ時計も良い選択肢です。

新郎新婦が生まれた時の体重と同じ重さで作られるウェイトドールや体重米は、両親への感謝を伝える感動的なギフトとして近年ますます人気が高まっています。
ウェイトドールはぬいぐるみの中に重りを入れて出生時の体重を再現したもので、抱き上げた瞬間に「こんなに小さかったんだ」と当時の記憶がよみがえります。
体重米は出生体重と同じ重さのお米を可愛らしいパッケージに包んだもので、食べた後も思い出として写真や包装を残しておけるのが魅力です。
価格帯はウェイトドールが5,000円〜15,000円、体重米が3,000円〜5,000円と比較的手頃なのもうれしいポイントです。

別ギフトを渡すタイミングは大きく分けて3つあります。ひとつ目は披露宴中の花束贈呈の場面で記念品と一緒に手渡す方法です。
ふたつ目は結婚式の前日に実家を訪れて感謝の手紙とともに渡すスタイルで、ゆっくり気持ちを伝えられると好評です。
みっつ目は新婚旅行後に改めてお土産とセットで届けるパターンで、旅行の報告も兼ねられるメリットがあります。
どのタイミングでも、感謝の言葉を手紙やメッセージカードにしたためて添えると、より気持ちが伝わります。
既婚の兄弟姉妹は夫婦で招待するケースが多く、ご祝儀の相場は50,000円〜100,000円です。引き出物は5,000円〜8,000円程度が一般的で、他の親族ゲストと同等の内容で用意するのがスタンダードです。子ども連れで出席する場合は、引き出物とは別にお子さま向けのプチギフトを添えると喜ばれます。
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未婚で親と同居の兄弟姉妹には、引き出物を省略するケースもあります。ただし、個別にご祝儀をいただいた場合は3,000円〜5,000円程度の引き出物を用意するのが丁寧です。迷ったときは両親に相談し、家庭内のバランスを確認するのがおすすめです。
兄弟姉妹の配偶者のご両親から別途ご祝儀をいただくこともあります。その場合は引き出物を別途用意するのがマナーです。また、義理の兄弟姉妹にはやや丁寧な対応を心がけることで、今後の親戚づきあいも円滑になります。
依然としてカタログギフトの人気は根強いものの、2026年は「体験型ギフト」の需要が急速に伸びています。温泉旅行、レストランでの食事、陶芸体験など、モノではなく思い出を贈るスタイルが特に50代〜60代の両親世代から支持されています。
引き出物を当日持ち帰る必要がない「宅配引き出物」や、スマートフォンで受け取れるカード型サービスが急速に普及しています。ゲストの荷物を減らせるうえに、一人ひとりに合わせた贈り分けがしやすいのが大きなメリットです。
両親・兄弟・友人・会社関係など、ゲストごとに引き出物のランクを変える「贈り分け」は今や常識になりつつあります。ただし、同じテーブルのゲスト同士で袋のサイズや重さの違いが目立つと気まずくなることも。紙袋を統一サイズにしたり、宅配引き出物を活用したりして、自然な贈り分けを実現しましょう。
引き出物と別ギフトの両方を用意するかどうかに明確なルールはありません。予算や両親との関係性に応じて柔軟に決めて問題ありません。両方用意する場合は、引き出物は他の親族と同等のものにし、別ギフトで特別感を出すとバランスが取れます。
ランクを変えること自体は失礼にはあたりません。むしろ関係性やいただくご祝儀の金額に応じて調整するのが合理的です。宅配引き出物サービスを利用すれば、見た目で差がつく心配もなく、スマートに贈り分けができます。
一般的には披露宴の各席にあらかじめセットしておくスタイルが主流です。宅配の場合は式後1週間以内に届くように手配するのがマナーとされています。両親への別ギフトは披露宴中の贈呈シーンか、前日・後日に直接手渡すのがおすすめです。
贈り分けをしていることが親族間で知られること自体は、現代ではそれほど問題視されません。ただし、極端な差をつけると不快に思われることもあるため、品物のジャンルやパッケージの見た目にある程度の統一感を持たせるのがポイントです。
結婚式の引き出物は、両親や兄弟姉妹への感謝を形にする大切なギフトです。「主催者は誰か」「ご祝儀をいただくか」といった基本的な判断基準を押さえたうえで、2026年のトレンドである体験型ギフトやデジタルカタログギフトなども選択肢に加えて検討してみてください。引き出物とは別に特別なギフトを用意するスタイルも広がっていますので、形式にとらわれすぎず、ご家族が本当に喜ぶ贈り方を選ぶことが何よりも大切です。この記事を参考に、家族みんなが笑顔になる引き出物選びを実現してください。
