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ご結婚おめでとうございます。ギフトプロデューサーのおがっていです。
「結婚式の引き出物」とは何か、なぜ贈るのか、何をどう選べばいいのか──初めて準備する新郎新婦が抱える疑問を、ギフトの専門家が基礎から最新トレンドまで1記事で解説します。累計30万件以上の引き出物をご利用いただいた経験を通して、相場、品数、贈り分けのルール、ゲストに本当に喜ばれるアイテム選びのコツまで網羅しているので、ぜひ参考にしてください。

【執筆者:「おがってい」geeva㈱、㈱花雲の代表取締役 】 hikicaやgifcaなどの3品選べる引き出物カードを企画・設計。神戸大学工学部を卒業後、ITベンチャーでSEとして勤務し、九州大学のMBAを取得後にITコンサルタントとして独立する。2005年に物流システムの開発企業として㈱カウン・システム・サービス(現geeva)を起業し、引き出物やペーパーアイテムなどのブライダル専門のECサイトを自社開発して運営。「形式にとらわれない、お二人らしい結婚式」を叶えるために、業界で初めて3品選べる引き出物カード「gifca|ギフカ」を開発(特許多数保有)。さらに最新のIT技術を駆使して、QRシールやLINEで贈れるソーシャル引き出物など、引き出物の新しいスタイルを生み出し続けている。
結婚式の引き出物とは、披露宴に参列してくださったゲストに感謝の気持ちを込めて贈る記念品のことです。ご祝儀に対するお返しという意味合いがあり、日本の結婚式において古くから続く大切な習慣です。
また、その時代はコンビニもあまりなく、ゲストを空腹で帰しては忍びないという配慮から、引菓子や縁起物も一緒にお渡しするようになり、現在の「3品セット」のスタイルが生まれました。
さらに、宅配便がポピュラーになった10年ほど前からは、引き出物セットをゲストのご自宅に直接送る「引き出物宅配」サービス(ヒキタク)が登場。そして現在では、Webで引き出物3品セットをゲストが自分で選べるオンラインのカタログギフトが急速に増えています。
このように引き出物は時代とともに常に変化してきました。結婚式の参列経験があるご年配の方ほど、引き出物に決まった形がないことをご存じです。お二人の結婚式では、固定観念にとらわれすぎず、時代に合った渡し方や参列いただくゲストとの関係性を踏まえて、お二人の感謝を伝えていくことが大切です。
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「引き出物」と「内祝い」は混同されやすいですが、贈る相手やタイミングが異なります。
引き出物は、結婚式に参列してご祝儀をいただいた方へお返しとして贈るものです。一方、内祝いは、結婚式には参列されなかったけれどご祝儀をいただいた方に後日贈るお返しです。内祝いを贈る場合は、結婚式に限らずお祝いのお返しとして、いただいたお祝いの半返しが基本的な考え方です。 たとえば、3万円のご祝儀をいただいた方に内祝いを贈る場合は、10,000円〜15,000円を目安にして贈ります。内祝いでは引菓子や縁起物をつけないのが一般的です。
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結婚式の引き出物には、メインの引き出物(記念品)・引菓子・縁起物の3点セットが主流です。ただし、最近では大都市を中心に2点セットで用意する場合も増えており、必ずしも3点セットでなくてもいいという雰囲気があります。一方で、地域によっては贈る品物がある程度決まっている場合や、ご親族の中で暗黙のルールがある場合もあるので、あらかじめご家族や結婚式場のプランナーに確認しておきましょう。

メインの引き出物は「記念品」とも呼ばれ、引き出物の「顔」となる品のことです。かつては白磁の陶器や今治タオルなどが定番でしたが、現在ではメインの引き出物の7〜8割をカタログ式ギフトが占めるようになっています。

特に最近では、カタログ式ギフトのWEB化が進み、カード型や3品選べるオンライン引出物がシェアを急速に増やしています。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によれば、カタログギフトの利用率は冊子型50.5%、カード型45.5%となっており、カード型の急成長が目立ちます。

引菓子とは、メインの引き出物とセットで贈るお菓子のことで、1,000円前後を目安に選ばれます。代表的なものはバウムクーヘンで、木の年輪のデザインが二人で年月を重ね合わせるという意味を持っています。焦き菓子が一般的なのは、日持ちがよく開けてすぐ食べられるからです。
なお、結婚式が終わってお見送りのときに渡す300円前後のお菓子は「プチギフト」と呼ばれ、引菓子とは別のものですので混同しないようにしましょう。

縁起物とは、その名のとおり縁起が良い贈り物のことです。代表的なものが夫婦円満を意味する鰹節です。他にも、喜ぶを「よろ昆布」とかけた昆布や、末永く円満を意味する長いうどんやそうめん、パスタなどの麺類もあります。
伝統的な素材をそのまま贈ることは減り、現在ではそれらを材料に使ったお茶漬けや味噌汁などのパッケージ商品が主流になっています。また、健康ドリンクやハンドタオル、幸福スプーンなど、実用的なアイテムを縁起物として贈るケースも増えています。
東京や大阪などの大都市では、縁起物を省略して2品セット(メインの引き出物+引菓子)で用意するカップルが増えています。ただし、地域や親族のしきたりで「3品が当たり前」という場合もあるため、事前にご家族に確認しておくことが大切です。
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引き出物は「いくら以上でなければ」といった決まりはありませんが、ご祝儀の金額の10分の1一つの目安とされています。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によれば、一人あたりのギフト費用の全国平均は約6,000円です。具体的には、メインの引き出物3,000円+引菓子1,000円+縁起物1,000円=5,000円に、カタログギフトのシステム料800円を加算5,800円となり、消費税を加えるとほぼ全国平均と合致します。
| ゲスト | 想定ご祝儀 | 引き出物目安 | ポイント |
| 友人(個人) | 3万円 | 5,000〜6,000円 | カタログギフト+引菓子+縁起物の3品が定番 |
| 会社の上司 | 3〜5万円 | 5,000〜10,000円 | ライフスタイルに合わせた品を |
| 親族(夫婦) | 5〜10万円 | 8,000〜15,000円 | ご両親に確認。品数を増やすのもアリ |
| 主賓・恩師 | 3〜5万円 | 7,000〜10,000円 | 特別感のあるものを |
これから結婚式を挙げる方は、最近の物価の高騰が気になるかもしれません。会場代、料理・飲み物代、衣裳代など全体的に価格が上がっていく一方で、ご祝儀の金額が3万円から5万円に増えることは考えにくいため、新郎新婦の自己負担額が増えてしまう可能性があります。
そのため、節約方法として、セットの商品代を合計4,000円に押さえた2品セットや、メインの引き出物を2,000円にするコースなども検討してみましょう。大切なのは、節約してもゲストに失礼のないバランスを保つことです。
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引き出物の贈り分けは、想定されるゲストのご祝儀に対して引き出物の価格帯のバランスを最優先に考えましょう。ご祝儀を当てにして高価な引き出物を渡したけれど思ったより少なかったり、意外と多くご祝儀をいただいたりと、引き出物の内容よりも心の中に後を引いてしまう場合があります。
ご祝儀が少なかった場合はきっぱりあきらめるしかありませんが、引き出物の価格帯がご祝儀に比べて低かった場合は相手に対して失礼になりますので、後日不足分をお渡ししましょう。
内容で贈り分けするパターンとしては、性別があります。男性向け、女性向けでそれぞれメインの引き出物だけを変更する場合が多く、選ぶ際は独身か既婚かも配慮しましょう。ご家族でお越しの場合は、一般的にご祝儀を5万円以上包まれる方が多いので、引き出物の価格帯もそれにあわせたものにしましょう。
年代や間柄で分ける場合は、親族はご両親に一度ご確認したほうがいいでしょう。会社の上司などはライフスタイルに合わせたものを選べば喜んでいただけます。
贈り分けをするときに気をつけてほしいのが、外装のパッケージがあからさまに違うことです。どちらかのゲストが気まずい思いをしてしまう可能性があります。引き出物の袋は、親族や上司など目上の方が大きめなら問題ありませんが、高価でも小さくなる場合はできるだけ避けて、引き出物袋は統一したものを用意しましょう。
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「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によれば、新郎新婦が引き出物を選ぶときに重視したポイントは、第1位が「実用的であること」(60.6%)、第2位が「無難な品」(54.6%)、第3位が「持ち運びが便利」(21.7%)です。この順位は近年変わっていません。
また、最近では「費用が手ごろであること」や「自宅へ配送できること」が上位に顔を見せ始めており、ゲストの持ち帰り負担を減らす傾向が強くなっています。

結婚式の引き出物で避けた方がいいアイテムをまとめました。特に女子会でこそこそ言われるのは何とも言えません。
使いづらいという声が多く、SNSや口コミでも残念な引き出物の代表格として挙げられます。フリマアプリにも売れないという書き込みもあります。
商品のコースごとに掲載されているサンプルを確認しましょう。最低でも500点以上の商品がないと、ゲストによっては選ぶものがない場合があります。
木箱に入った食器やタオルは崩張るし、何より捨てるのが大変です。都会では粗大ごみの処分にお金もかかります。
デザインはおしゃれでも、形状が六角形だったり、ごつい湯飲みなどは食器棚で他の食器と合わず、結局しまい込まれてしまいます。
贈る相手の状況も考えないといけません。場合によっては「嫌味」「マウントを取るつもり?」と受け取られてしまうこともありますので注意が必要です。


現在の引き出物の主流はカタログ式ギフトです。大きく分けると、3つのタイプがあります。冊子型は幅広い年代に対応できますが、冊子の処分が手間です。カード型はコンパクトでエコ、持ち帰り負担がほぼゼロです。オンライン型はLINEやQRコードで贈れる最新のスタイルで、物理的な商品が一切不要です。

今治タオルは根強い人気があります。実用性が高く、詰め合わせセットやブランド物なら特別感も出せます。キッチン雑貨やインテリア小物も喜ばれるカテゴリです。

高級肉や産直グルメなど、「自分ではなかなか買わないけれどもらったら嬉しい」というアイテムはゲスト満足度が高いです。とくにオンライン型のカタログギフトでは、引菓子・縁起物の予算をメインに寄せてグレードアップできる機能があるサービスもあり、贅沢なグルメを選ぶゲストが増えています。
レストランディナーやエステ、アクティビティなどの体験チケットも人気です。「モノ」より「コト」を重視する今のトレンドにぴったりのカテゴリです。
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引き出物の渡し方にも、時代とともに様々なスタイルが登場しています。それぞれの特徴を理解して、お二人の結婚式に合ったスタイルを選びましょう。

最もオーソドックスな方法ですが、ゲストの持ち帰り負担が大きく、足元に大きな袋を置くことになります。近年は敢えて避けるカップルも増えています。

ゲストのご自宅に直接配送するスタイルです。持ち帰り負担がゼロになる反面、事前の準備が複雑で納期も2週間以上かかるのが一般的です。

ゲストにカードを渡し、QRコードからWebサイトで商品を選んで自宅に届けてもらうスタイルです。引菓子や縁起物もセットで申込めるため、商品を選び終わったあとに冊子を処分する必要がなく、エコな引き出物のスタイルです。また、新郎新婦の前撮り写真を使ってオリジナルのギフトカードが作れるサービスもあります。

LINEやメール、SMSを使って引き出物のURLをゲストに送信する仕組みです。物理的に式場に何も持ち込まないため持込料が発生する余地がなく、挙式後にご祝儀の金額に合わせてコースを選び、一人一人に感謝のメッセージを添えて送ることができます。履歴が残るので紛失リスクが低いのもメリットです。

「引き出物DIY」は、QRシールを好きなアイテムに貼るだけで、オリジナル引き出物が作れるサービスです。席札や手作りカード、小箱など何にでも貼れるので、結婚式のテーマに合わせた自由な演出ができます。

2023年初頭から登場したSNSで話題の新スタイルです。会場のテーブルにビュッフェのように引き出物が並べられ、ゲスト一人ひとりが自分の好きなものを選べるスタイルです。特に女性向けのコスメやブランド品などで感謝の気持ちを伝える演出として人気です。
| スタイル | 持ち帰り負担 | 贈り分け | コスト | ゲスト満足度 |
| 会場渡し(従来) | × 重い | △ 手間 | △ 袋代+持込料 | ○ |
| 宅配(ヒキタク) | ◎ なし | ✖事前準備が大変 | ○ | △受取が難しい |
| 引き出物カード | ◎ なし | ◎ 簡単 | ◎ 持込料不要 | ◎すべて選べて持ち込み日指定 |
| ソーシャル(スマヒキ) | 👑なし | 👑 挙式後OK | 👑 最安 | ◎カードをなくす心配がない |
| 引き出物DIY | ◎なし | ◎ 簡単 | ◎ 持込料不要 | ◎演出が嬉しい |
| マルシェ | ○ 軽い | ○ ゲスト選択 | ✖ 商品が高価、持込料必要 | 👑ゲスト参加で楽しい |
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引き出物は、結婚式場で手配する方法と、外部から持ち込む方法があります。ネット通販で引き出物を購入するとほとんどの場合が割引が適用されますが、持ち込み料がかかってしまえば元も子もありません。一方で、式場手配は手間がかからず楽ですが、コストが高くなりがちです。外部から持ち込む場合は選択肢が広がりますが、結婚式場によっては持ち込み料が必要になる場合や持ち込み自体ができないこともあるので、契約書や申込書を見直してください。
契約前ならば持ち込みの交渉ができる場合が多いので、できるだけ契約前に交渉しましょう。
持ち込み料は1個あたり300〜500円が相場で、ゲスト60名なら18,000〜30,000円の追加コストになります。また、カード型の引き出物やソーシャル引き出物なら、持ち込み料がかからないケースがほとんどです。
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引き出物の習慣は地域によって大きく異なる場合があります。お二人やご家族の出身地の慣習を確認しておくと安心です。
北海道では会費制の結婚式が主流で、ご祝儀の代わりに会費を従うことで引き出物を用意しないケースが一般的です。引菓子やプチギフトのみをお渡しする場合もあります。1.5次会形式のカジュアルな結婚式でも同様の傾向が見られます。
名古屋を中心とした東海エリアでは、「名披露目(なびろめ)」と呼ばれる独特の文化があります。引き出物が豪華になりやすく、相場も他の地域より高めになる傾向があります。ご親族の期待値も高いため、事前にご家族とよく相談しましょう。
関西は合理的な傾向があり、2品セットの割合が他の地域よりも高いです。一方、九州では伝統を重んじる傾向があり、3品セットをしっかり用意するカップルが多いです。いずれの場合も、ご両家の意向を確認しておくことがトラブルを防ぐポイントです。
Q1:引き出物は何品がベストですか?
A:3品セット(メイン+引菓子+縁起物)が主流ですが、大都市では2品セットも増えています。地域や親族のしきたりに合わせて決めましょう。
Q2:引き出物の相場はいくらですか?
A:全国平均は約6,000円(メイン3,000円+引菓子1,000円+縁起物1,000円+システム料)です。ご祝儀の10分の1が目安とされています。
Q3:引き出物カードとは何ですか?
A:ゲストにカードを渡し、QRコードからWebサイトで好きな商品を選んで自宅に届けてもらうスタイルです。持ち帰り負担がなく、贈り分けも簡単です。
Q4:親族への引き出物の相場はいくらですか?
A:ご夫婦で5〜10万円のご祝儀をいただくことが多いため8,000〜15,000円が目安です。ご両親に事前確認しましょう。
Q5:引き出物にのし(熨斗)は必要ですか?
A:はい。結び切りの水引で、表書きは「寿」、名前は新郎新婦の姓(または両家の姓)を入れるのが一般的です。
Q6:引き出物の持ち込み料はいくらかかりますか?
A:1個あたり300〜500円が相場です。ゲスト60名なら18,000〜30,000円の追加コストになります。引き出物カードやソーシャル引き出物で回避できる場合もあります。
Q7:カタログギフトの期限が切れたらどうなりますか?
A:期限切れの場合、商品を受け取れなくなることが多いです。カード型の引き出物は冊子型に比べて交換率が高い傾向があります。
Q8:LINEで引き出物を贈ることはできますか?
A:はい。ソーシャル引き出物「スマヒキ」のようなサービスを使えば、LINEやメールで引き出物のURLを送信して贈ることが可能です。履歴が残るので紛失の心配もありません。
たくさんの人が満足するような究極の引き出物を選ぶのは誰にとっても難しく、ほとんどの新郎新婦がフォーマルなギフトを贈るのが初めてで、迷ってしまうものです。この記事で解説したポイントを改めてまとめます。
まず、引き出物は時代とともに変化しているということ。「こうしなければ」という固定観念にとらわれる必要はありません。大切なのは「形式」よりも「ゲストへの感謝の気持ち」です。
予算・ゲストとの関係性・渡し方のスタイルを総合的に考えて、お二人らしい引き出物を選んでください。迷ったら、複数の商品からゲスト自身が選べるカタログ式ギフト(カード型・オンライン型)がゲスト満足度が高くおすすめです。
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