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親族への贈り分けの仕方

【2026年最新】結婚式の引き出物「贈り分け」完全ガイド|相場・渡し方・カード型まで徹底解説[プランナーが教えない㊙情報]

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2026.03.19(最終更新日 2026.03.20

こんにちは、ギフトプロデューサーの「おがってい」です。

この記事では、引き出物に関する考え方を卒花から聞いた内容や、文献、データを元にして、贈り分けなどを丁寧に解説します。

  • 【プランナーが教えない㊙情報】
  • 結婚式場は営利主義で経営されていることを覚悟する※」とあるように結婚式場は「得」をするために集客し、「損」をしないように施行する傾向があります。
  • プランナーが「結婚式場の損」を自分から言うことは稀で、「新郎新婦が得」をする引き出物の持込料を知っておきましょう。
    ※「婚礼マナーの急所 富田大吉著 高橋書店」

失敗しない!ゲストに喜ばれる引き出物「贈り分け」の基本と最新スタイルをプランナーが教えない㊙情報を公開

第1章 「贈り分け」とは? 基本の考え方をマスターしよう

結婚式の引き出物と言えば、かつてはゲスト全員に同じ品物を贈るのが一般的でした。しかし、現在では「贈り分け」と呼ばれる、ゲストの関係性や属性に合わせて引き出物の内容や金額を変えるスタイルが主流となっています。先輩カップルへの調査では、70%以上(※①)のカップルが贈り分けを行っており、もはや常識とも言える風潮です。

▶※① 2024年結婚トレンド調査 リクルート株式会社 ブライダル総研

贈り分けはマナー違反ではなく、むしろ相手への配慮として推奨されています。引き出物は本来、ご祝儀へのお返しという意味合いを持っています。ご祝儀の金額はゲストによって異なるため、それに合わせた引き出物を用意するのは自然なことです。ただし、テーブル内で極端な差が目に見えないよう、パッケージの色やサイズでバランスを取る工夫が大切です。

  • ☆ 執筆者からのポイント
  • 式場を決める前の結婚式場の見積もりは引き出物の金額を安く見せる傾向があり引き出物3000円、引菓子1000円で人数はゲストの7割という謎の数字となっています。夫婦で来る方がいるから7割とか言いますが、夫婦で来る場合は祝儀が多くなるため引き出物の予算も上げないといけません。また、7割以上がカタログギフトを選びますが、カタログギフトにはシステム料が800円~1000円が別途必要となるので、その分も見積もりに反映される必要があります。持込料に関しては、式場を決める前に交渉をしないと後の祭りになってしまうので必ず確認しましょう。
  • ○ 結婚式場を決める前には、以下の点を指摘して見積もりをもらいましょう。
  • □ 祝儀の単価が高い人数分(2~3割)は金額を5000円にする。
  • □ カタログギフトを考えているならば、システム料を加算する。
  • □ 3品にするつもりならば、縁起物1000円も加算する。
  • □ 引き出物持ち込み料を確認。(品物、カード、ペーパーアイテム、スマホなど)

【関連記事】【必見!】引き出物の「持ち込み料をなし」にする5つの方法!交渉のコツ 

◇ 引き出物は「3品構成」が基本だけど「2品」でもOK

引き出物3点セット

地域によってしきたりは異なりますが、全国的な基本スタイルは以下の「3品の組み合わせ」ですが、最近では2品も増えてきていますので、抵抗感がないゲストであれば2品でも大丈夫です。

  1. メインの引き出物(記念品):カタログギフト、食器、タオルなど。
  2. 引き菓子:バウムクーヘン、パウンドケーキ、クッキーなどの日持ちするお菓子。
  3. 縁起物(プラスワンアイテム):鰹節、昆布、うどん、梅干し、お茶漬けセットなど。

※地域(特に東海地方や北陸地方など)によっては「名披露目(なびろめ)」を追加して5品にしたり、逆に北海道や会費制の結婚式では1〜2品(1,000円〜2,000円程度)にしたりと大きく異なります。まずは、ご両親やプランナーさんに「私たちの地域の一般的な品数」を確認しましょう。

◇ なぜ「贈り分け」が必要なのか?

ご祝儀の額は、ゲストとの関係性によって異なります。

  • 友人・同僚:3万円
  • 上司・恩師:5万円〜
  • 親族:5万円〜10万円以上

いただくお祝いの額が違うのに、全員に同じ3,000円の引き出物をお渡しするのは、マナーとして少しアンバランスになってしまいます。また、一人暮らしの20代の友人と、家族と暮らす50代の上司とでは、嬉しいと感じるアイテムも全く異なります。 「いただくお祝いに見合ったお返しをする」「その人のライフスタイルに合ったものを贈る」。これが、贈り分けの最大の目的です。せっかく参列いただいたゲストにがっかりされないようにしましょう。

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◇ 贈り分けの主なパターン

贈り分けの方法は、大きく分けて以下のようなパターンがあります。

  • 2パターン型:最も多いスタイル。「親族・上司」と「友人・同僚」の2グループに分けて、金額や品物の内容を変えます。
  • 3パターン型:「親族」「上司・目上の方」「友人・同僚」の3グループに分けるパターン。上司からのご祝儀が高額になる場合に有効です。
  • 細かい贈り分け:男女別、夫婦か独身か、遠方かどうかなど、さらに細かく属性を分ける方法もあります。ただし、細かくしすぎると準備が大変になるので、2~3パターンがおすすめです。

◇ 贈り分けで気をつけたいポイント

贈り分けを行う際に最も大切なのは、「差がバレないようにする」ことです。同じテーブルに座るゲスト同士が引き出物の袋を比べて「あの人の方が大きい」「中身が違う」と気づかれると、せっかくのおもてなしの気持ちが台無しになってしまいます。そのため、最近ではカード型のカタログギフトなど、金額により見た目が変わらない形式が人気を集めています。

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また、引き出物袋を統一したデザインにする、パッケージのサイズを揃えるといった工夫も効果的です。「中身は違うけれど、見た目は同じ」という状態を作るのがスマートな贈り分けのコツです。

第2章 ゲスト別・引き出物の金額相場早見表

ご祝儀

引き出物の金額相場は、いただくご祝儀の金額を予想し、それに見合ったお返しを準備するのが基本です。全体の平均額はおよそ6000円~7000円程度です。

◇ ゲスト別相場一覧表

ゲスト区分 予想ご祝儀額 引き出物相場(総額) メインギフト目安
親族(叔父・叔母等) 50,000円~100,000円 5,000円~15,000円 5,000円~10,000円
上司・目上の方 30,000円~50,000円 5,000円~10,000円 3,000円~5,000円
友人・同僚 30,000円前後 3,000円~7,000円 3,000円前後
夫婦・家族で出席 50,000円前後 5,000円~10,000円 5,000円~7,000円
☆ ポイント:お祝儀総額の3万円に対して3千円というのが一般的な相場の基準です。極端に高額な品はゲストが恐縮してしまうので、相場を大きく上回らないよう注意しましょう。

【関連記事】【結婚式引き出物】の相場をズバリ教えます!新郎新婦からのリアルな意見を反映!卒花から聞きました。

◇ カタログギフトの場合の相場

カタログギフトを選ぶ場合、システム料として800円~1000円加算されるので、全国平均ではゲスト一人あたり約6900円と、引き出物全体の平均よりやや高めの傾向があります。これは、カタログギフトの利便性や満足度の高さから、少し予算を上乗せしてもカタログギフトを選ぶカップルが多いためと考えられます。最近ではカード型カタログギフトも普及しており、3千円台から2万円台まで幅広い価格帯で利用できます。

【関連記事】【引き出物カタログギフト】選び方から2026年最新トレンドまでゲストへのメリットまで徹底解説

第3章 【関係性別】贈り分けの相場とおすすめアイテム

引き出物の総額(メイン+引き菓子+縁起物)は、「いただくご祝儀の金額の約10%〜20%」 を目安にするのが一般的です。

ここでは、ゲストの属性別の相場と、おすすめのアイテム例をご紹介します。

① 友人・同僚(ご祝儀予想:3万円)

相場(メイン品):3,000円〜4,000円

品数目安:3品(メイン+引き菓子1,000円+縁起物1,000円)= 総額5,000円〜6,000円

引き出物熊野筆

【おすすめアイテム】

女性ゲスト:有名ブランドのコスメ(リップクリームやハンドクリームとタオルのセット)、おしゃれな輸入食器、SNSで話題のスイーツカタログ、リラックスできる入浴剤セット。

男性ゲスト:実用的なシューケアセット、上質なステンレスタンブラー、ちょっといい靴下やハンカチのセット、お酒のおつまみになるグルメカタログ。

迷った時は:スマホで選べる「カード型カタログギフト」。荷物にならず、自分の好きなものを選べるため男女ともに大人気です。

② 上司・恩師(ご祝儀予想:5万円〜)

相場(メイン品):5,000円〜7,000円

品数目安:3品(メイン+引き菓子1,500円+縁起物1,000〜1,500円)= 総額7,500円〜10,000円

高級今治タオル

【おすすめアイテム】

目上の方には、上質で「きちんとした感」が伝わるものが鉄則です。

アイテム例:木箱入りの今治タオル(バスタオルセット)、宮内庁御用達ブランドの食器、高級グルメに特化したカタログギフト、老舗料亭の出汁・調味料セット。

ポイント:ご夫婦で出席される場合は、ご祝儀が7万円〜10万円になることが予想されるため、メインの品を8,000円〜10,000円のワンランク上のものに設定しましょう。

③ 親族・ご親戚(ご祝儀予想:5万円〜10万円以上)

相場(メイン品):5,000円〜10,000円以上

品数目安:3〜5品(※親族間の暗黙のルールがある場合が多いです)

引出物カタログギフト

【おすすめアイテム】

親族は「家と家」の繋がりが重視されるため、ご両親の意向を必ず確認してください。

アイテム例:上質なカタログギフト、高級寝具(ブランケットなど)、有名ブランドの和食器セット。

ポイント:「親族は一律でこのカタログギフトにする」「いとこは友人と同じで良い」など、親族内のルールが存在することが多々あります。自己判断せず、必ず両家のご両親に相談して決定しましょう。

④ 夫婦・家族参列のゲスト

引き出物トフィー

ご夫婦やご家族で招待状を1通お出ししている(ご祝儀をまとめていただく)場合は、引き出物は「1家族につき1セット」が基本です。

ただし、いただくご祝儀が高額になるため、引き出物のランクを上げる(メインを1万円程度のものにする)か、引き菓子のボリュームを増やす(家族みんなで食べられるホールのバウムクーヘンなどにする)といった配慮が必要です。

第4章 贈り分けの実践ステップ

引き出物までの結婚式のスケジュール
引き出物までの結婚式のスケジュール

挙式まで4か月ある今のタイミングは、引き出物の調査を始めるのにちょうど良い時期です。余裕を持って約2~3か月前から準備するのがおすすめですので、今からリサーチを始めれば、じっくりと選ぶ時間が確保できます。以下のステップで進めていきましょう。

  • ☆ 執筆者からのポイント
  • 特に外部サービスを利用する場合は、結婚式場を決める前に、式場の「持ち込み料」がかかるかどうかも確認が必要です。カード型の引き出物なら持ち込み料がかからないケースも多く、コスト削減につながります。

STEP 1:ゲストリストの作成(4か月前)

まずは招待するゲストのリストを作成し、「親族」「上司」「友人・同僚」「夫婦ゲスト」などのグループに分けます。各グループの人数と、予想されるご祝儀の金額を書き出しておくと、予算計画が立てやすくなります。

◇ 式場のルール確認

プランナーさんに「引き出物の持ち込みは可能か」「持ち込み料はいくらか(宅配の場合もかかるか)」を必ず確認しましょう。ここを間違えると予算が大きく狂います。

両親へのヒアリング

親族間のルール、地域のしきたりがないか確認します。

カタログの請求・サンプル取り寄せ

気になる引き出物サイトPIARY、hikica++(ヒキカ)、WEBDING(ウェブディング)などから無料でカタログを取り寄せましょう。引き菓子を自分たちで試食してみるのも楽しい時間です。

STEP 2:両家への確認(3~4か月前)

引き出物は、地域の風習や親の意向が大きく反映されるものです。「うちの地域では5品贈るのが当たり前」「親族には必ず陶器を入れる」といった家族独自のルールがある場合も。両家のご両親に早めに相談し、慣習が異なる場合は高い方に合わせるのが無難です。

STEP 3:情報収集と比較検討(3か月前)

式場提携の引き出物、外部のオンラインサービス、カタログギフト専門店など、複数の選択肢を比較しましょう。

STEP 4:最終決定と発注(2か月前)

ゲストの出欠が固まり、席次が決まったら、贈り分けの内容を最終決定します。オンラインサービスを利用する場合は、多くのサービスが挙式の2週間前までに発注すれば間に合いますが、余裕を持って1か月前には確定しておくと安心です。

ゲストリストのグループ分け

招待状の返信が戻り始める頃です。「上司」「親族」「友人女性」「友人男性」「家族参列」などにリストを分けましょう。

贈り分けのパターンの決定

細かく分けすぎると発注ミスに繋がるため、基本は「3〜5パターン」に収めるのがベストです。

  • パターンA:親族(カタログ10,000円コース+バウムクーヘン+梅干し)
  • パターンB:上司(カタログ5,000円コース+パウンドケーキ+出汁)
  • パターンC:友人女性(コスメ系カタログ3,000円コース+紅茶とクッキー+スープ)
  • パターンD:友人男性(グルメカタログ3,000円コース+コーヒーとケーキ+お茶漬け)

STEP 5:最終チェック(1か月前~当日)

発注内容の最終確認、宅配タイプの場合は配送先住所の確認、当日カードを渡す場合はお知らせカードの準備を行います。プランナーさんとも最終確認をして、当日の流れをシミュレーションしておきましょう。

発注作業

招待状の返信が出揃い、出席者が確定したら発注します。

宅配引き出物の場合は、ゲストの住所や氏名の漢字に間違いがないか、ダブルチェックを徹底してください。

数量の最終調整

欠席者が出た場合のキャンセル期限を把握しておきましょう。

第5章 引き出物の渡し方4タイプを徹底比較

引き出物の渡し方は、従来の「当日手渡し」から、近年人気の「宅配型」「カード型」まで、さまざまな選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

渡し方 メリット デメリット こんな人におすすめ
当日手渡し(従来型) その場でお渡しできる特別感。年配ゲストには馴染みがある ゲストの荷物が重くなる。式場の保管スペースが必要 伝統的な式を希望する方、親族中心の式
宅配型(ヒキタク) ゲストの荷物が減る。自宅でゆっくり開けられる 当日手渡しの特別感がない。配送先住所の確認が必要 遠方ゲストが多い場合、若いゲストが多い場合
カード型 当日はカード一枚で軽い。贈り分けがバレにくい QRコード操作が苦手な年配ゲストへの配慮が必要 ゲストに好きなものを選んでほしい方
ハイブリッド型 ゲスト層に合わせて使い分けできる柔軟性 準備がやや複雑になる可能性がある 幅広い年齢層のゲストがいる場合
スマホ型 祝儀が決まった後に贈るので、贈り過ぎや失礼にならない。 結婚式当時には何もないので、司会者からの説明が必要 LINEで招待状を送ったゲストが多い方
☆ ハイブリッド型とは:年配の親族には従来型の手渡しや宅配型、若い友人にはカード型というように、ゲストの属性に合わせて渡し方自体を分ける方法です。最近注目されている新しいスタイルです。

第6章 注目の新スタイル

新しい常識!引き出物の「渡し方」と最新スタイル

引き出物といえば「披露宴会場の椅子の下に大きな紙袋が置かれている」光景を思い浮かべるかもしれませんが、今は渡し方も多様化しています。ここでは、最新のスタイルとオンラインを活用した方法を詳しく解説します。

①.引き出物カード

現在、最も人気を集めているのがこの「引き出物カード」です。分厚いカタログ冊子の代わりに、QRコードやID/パスワードが印字された「おしゃれなカード」を1枚贈るスタイルです。引菓子、縁起物もゲストが自分で選べるので引き出物の主流になりつつあります。

  • メリット
    • ・ゲストが重い荷物を持って帰る必要がない(二次会への移動や、遠方からのゲスト、雨の日に大好評)。
    • ・贈り分けがバレにくい:カードの見た目は同じで、中身のコース(金額帯)だけが異なるため、テーブル内で差が目立ちません。
    • ・紙袋代(1枚300円〜500円)を節約でき、その分を送料やランクアップに回せる。
    • ・ゲストが好きなものを選べる:グルメ、雑貨、体験型ギフトなど豊富なラインナップから選べるので、満足度が高いと評判です。
    • ・式場の持ち込み料がかからないケースが多く、引き出物袋代も不要なため、総合的なコストを押さえられます。
    • ・未交換分の返金に対応しているサービスもあり、新郎新婦の財布にもやさしい仕組みです。
  • デメリット
    • ・会場によっては「持ち込み料」がかかる場合がある
    • ・スマホの操作に不慣れなご年配の親族には不向きな場合がある。(※友人にはカード型、親族には冊子型、と贈り分けするのが賢い方法です)。

引き出物カードは引き出物宅配(ヒキタク)の欠点を補う形で当社が開発した新しい形の引き出物スタイルです。

【関連記事【保存版】引き出物を宅配する「ヒキタク」と「引き出物カード」メリット・デメリットの比較 

②.QRギフト&引き出物DIY

ペーパーアイテムにQRコードのシールを貼り付けるだけで、手作りの引き出物を作成するサービスです。

  • メリット
    • ・ペーパーアイテムと一緒に作れるのでコストが節約できる。
    • ・一般的にペーパーアイテムは持込料がかからないので、結婚式場と交渉しやすい。
    • ・Canvaなどでデザインも自在に作れるので、こだわり花嫁にはピッタリ!
    • ・演出の一つとしてプロフィールブックや、席札に入れるとアイスブレイクにもなる!
  • デメリット
    • ・ほとんど手ぶらになるのでもらった感が少ない
    • ・飲み物などで濡らすと紙が寄れてしまう(hikica++のシールギフトは防水処理をされているので濡れても読み込めます。)

【関連記事】【引き出物DIY】手作りペーパーアイテムをCanva×QRギフトでおしゃれに節約!

③.ソーシャル引出物(オンライン完結型)

住所を知らない友人にも贈れる最新スタイルです。当日QRコードを読み取ってもらうか、LINEでURLを送り、ゲスト自身が自分の住所を入力して引き出物を受け取ります。

おすすめ層:SNS繋がりで住所を聞きづらい友人や、引越し直前で住所が不安定なゲストが多い場合に便利です。

  • ☆ 執筆者からのポイント
  • スマヒキの最大のメリットは結婚式後に贈ること!祝儀をもらってから、引き出物金額を決めることができるので祝儀が多い時の失礼や、逆に少ない時のイライラがなくなります。また、挙式後ゆっくり感謝のメッセージも添えて贈れるので最もユーザーファーストの贈り方です。

【関連記事 【2026年最新】ソーシャル引き出物とは?結婚式でゲストも新郎新婦もハッピーになる選び方 

主なオンライン引き出物サービス

現在、さまざまなオンライン引き出物サービスが展開されています。以下に代表的なサービスの特徴をまとめます。

  • hikica++(ヒキカ):カード型のカタログギフトとして広く販売。ゲストは引き出物だけでなく引き菓子や縁起物も一緒に選べる3品・2品コースが用意されています。カードのデザインを自分でカスタマイズでき、QRシールやスマヒキなど最も多くの贈り方が選べます。
  • WEBDING(ウェブディング):引き出物カードを最初に販売し始めた引き出物カード専門サイト。未交換分の返金など、新郎新婦の負担を減らす仕組みが充実。ゲスト側で商品のアップグレードができる点も特徴です。
  • PIARY(ピアリー):宅配サービス「ヒキタク」の専門ECサイトを運営。ギフトボックスのデザインが豊富で、カード型も展開。2品または3品セットから選べます。
  • GIFTFUL(ギフトフル):ゲストが「選び直せる」ソーシャルギフト型のサービス。ゲスト一人ひとりに合わせた個別の贈り分けがしやすく、コミュニケーションが生まれる仕組みが特徴です。

第7章 地域別の風習と注意点

結婚式の引き出物は、地域によって相場や品数、風習が大きく異なります。引き出物選びで失敗しないために、代表的な地域の特徴を把握しておきましょう。

◇ 北海道

北海道では会費制の結婚式が今も多く残っており、ご祝儀制ではないため、引き出物は引き菓子のみが定番という地域もあります。記念品や縁起物を用意しないケースが一般的です。

◇ 北陸・甲信越地方

引き出物に特にお金をかける地域として知られています。5品~7品の引き出物を用意するカップルもおり、全国平均を大きく上回る予算が必要になることがあります。

◇ その他の地域の特徴

新郎新婦の名入れの品を贈る風習が残る地域や、赤飯を必ず添える地域など、各地に独自のしきたりがあります。両家の出身地が異なる場合は、それぞれの慣習を確認した上で、高い方に合わせるのが基本です。難しい場合は、式場のプランナーに第三者として調整を依頼する方法も有効です。

☆ ポイント:全国平均の引き出物一人あたりの金額は約6000円ですが、地域によっては8000円以上になることも。新郎新婦だけで決める前に、必ず両家に確認しましょう。

第8章 先輩花嫁の失敗談・成功談に学ぶ

失敗談1:「全員同じ」で後悔

「準備が大変だったので、全員同じカタログギフトにしたら、後日親族から『友人と同じものはちょっと…』と言われてしまいました。せめて2パターンでも贈り分けしておけばよかったと反省しています」。ご祝儀の金額が異なるのに同じ引き出物では、親族が不満に感じるのも無理はありません。

失敗談2:引き出物袋のサイズでバレた

「贈り分けをしたのですが、親族の引き出物袋だけ明らかに大きくて、友人テーブルから『あっちの方が豪華そう』と声が聞こえてしまいました」。カード型なら見た目の差がないので、こうした事態を避けられます。

成功談1:カード型でスマートに贈り分け

「カード型引き出物を利用しました。親族には高めのコース、友人には標準コースと贈り分けしましたが、カードの見た目が同じなので誰にもバレず、ゲストからも『好きなものが選べて嬉しかった』と好評でした」。

成功談2:ハイブリッド型で全員大満足

「親族には今治タオルの高級品を宅配、友人にはカード型カタログギフトを渡しました。年配の親族は『QRコードより届く方が嬉しい』と喜び、友人は『荷物にならなくて助かった』と好評。ゲスト層に合わせた渡し方の使い分けが功を奏しました」。

第9章 両家への相談とプランナー活用術

引き出物選びでつまずきがちなのが、両家の意見の違いです。「新婦側は3品が当たり前だけど、新郎側は5品が普通」といったケースは珍しくありません。そんなときの対処法をご紹介します。

◇ 両家の慣習が異なる場合の対処法

  • 基本的には、高い方の慣習に合わせるのが無難です。その理由を丁寧に説明すれば、ほとんどの場合理解を得られます。
  • どうしても折り合いがつかない場合は、式場のプランナーに第三者として調整を依頼するのも有効な方法です。
  • 「うちはこうだった」という過去の経験だけでなく、現在のトレンドも踏まえて提案すると、ご両親にも納得してもらいやすいでしょう。
  • 慣習といっても、ご両親の時代と祖父母の時代も結婚式のスタイルは大きく違ったはずなので、よく話をすれば理解が得らるでしょう。

◇ プランナーの活用方法

  • ☆ 執筆者からのポイント
  • 式場のプランナーは引き出物のプロと言いたいところですが、コロナ時に大量のプランナーが退職し、人が入れ替わって熟練のプランナーに相談できる場合は限られてきています。
  • カード型カタログギフトが主流になった今では、あまり相談することもないために、結婚式場の商品サイトで自分で見て決めてくれという場合が多くなっています。
  • ただ、プランナー間のコミュニケーションがいい式場では地域の相場やトレンドに精通しているので、せっかくお金を払っているので積極的に相談しましょう
  • ただし、式場提携の引き出物は外部サービスより割高になります。
  • 外部サービスを利用する際は、式場の「持ち込み料」の有無を必ず「式場を決める前」に確認しましょう。カード型引き出物の場合は、カードを席に置くだけなので持ち込み料がかからない式場が多いですが、事前に確認しておくと安心です。

【関連記事】引き出物カードで持ち込み料を0円に!プレ花嫁の節約完全ガイド。妥協しないhikicaだからできる

第10章 プレ花嫁の「よくあるお悩み」Q&A

Q1. 贈り分けをした結果、当日の「紙袋の大きさ」が違うと変に思われませんか?

A. 気にする必要はありませんが、配慮は必要です。 昔ほど気にする人はいませんが、明らかに紙袋の大きさが違うと気まずい思いをするゲストもいます。会場で手渡しする場合は、「品物は違っても、外の紙袋は全員同じサイズに統一する」のが鉄則です。プランナーさんに「一番大きな引き出物が入るサイズの袋で統一してください」と伝えましょう。宅配引き出物にすれば、この悩みは一発で解決します。また、カード型の場合は無料で付いたり、大きいサイズの紙袋はネットでも販売しているので、うまく節約できるでしょう。

Q2. 主賓や乾杯の挨拶をしてくれた方には、引き出物を豪華にするべき?

A. 引き出物はお祝い(ご祝儀)に対するお返しなので、基本は相場通りでOKです。 ただし、挨拶をお願いした「お礼」は別で必要です。引き出物の中身を特別にするのではなく、当日「お車代」や「御礼」として、現金(1万円〜が相場)を封筒に入れて親御様からコッソリとお渡しするのが正しいマナーです。もし、お礼を用意しない場合は、引き出物価格をワンランク上げる配慮が必要です。

Q3. アレルギーがあるゲストへの配慮はどうすればいい?

A. 引き菓子を変えるのがスマートです。 事前にアレルギーが分かっている場合(卵、小麦、ナッツなど)、その方だけ引き菓子を別のアレルギー対応スイーツにするか、食品以外のもの(タオルや紅茶など)に変更しましょう。「あなたのことを考えて選びました」という気遣いが伝わり、とても喜ばれます。

Q4. 持ち込み料が高くて、式場の提携アイテムから選ばないといけません。良いものがなくて困っています。

A. 「カタログギフト」を上手に活用しましょう。 式場の提携アイテムの中にどうしても気に入ったものがない場合、最も無難なのはカタログギフトです。最近のカタログギフトは、北欧雑貨限定、体験型(スパや旅行)限定、グルメ限定など、おしゃれなものが揃っています。メインを無難なカタログにし、引き菓子で有名ブランドのものを選んでバランスをとるのがおすすめです。

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第11章 おわりに

― 「おもてなしの心」を形にするために ―

引き出物の贈り分けは、一見複雑に感じるかもしれません。しかし、その本質はとてもシンプルです。「結婚式に来てくれた大切な人たちに、感謝の気持ちを形にして伝えたい」。その想いを大切に、ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながら選ぶことが、何よりも大切なのです。

挙式まで時期は、情報収集を始めるのにベストなタイミングです。無料サンプルを取り寄せたり、オンラインサービスのサイトを見比べたりしながら、じっくりと最高の引き出物を見つけてください。

このガイドが、素敵な結婚式を作り上げるお手伝いになれば幸いです。

☆ 引き出物準備チェックリスト: ①ゲストリスト作成 ②両家への相談 ③情報収集・サンプル取り寄せ ④予算決定  ⑤贈り分け内容確定 ⑥発注 ⑦最終チェック
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小川博文 ギフトプロデューサー/バイヤー/代表
<B>【執筆者:ギフトプロデューサー「おがってい」 】</B> プログラマー・SEを経験し、引き出物やペーパーアイテムなどのブライダル専門のECサイトの独自システムを自社開発して運営。<B>「形式にとらわれない、お二人らしい結婚式」</B>を叶えるために、<B>業界で初めて3品選べる引き出物カード</B>を開発。さらに<B>QRシール</B>やLINEで贈れる<B>ソーシャル引き出物</B>など、<B>引き出物の新しいスタイル</B>を<B>最新のIT技術</B>を駆使して生み出し続けている。
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