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「引き出物の相場はいくら?」「ご祝儀の額がわからないのに、引き出物の予算だけ先に決めるなんて ムリ……」——結婚式の準備を進める中で、多くの新郎新婦がこの矛盾に ぶつかります。
| 新郎新婦の大半は、ゲストからいただくご祝儀額を予想して引き出物の予算を決めるのが一般的で、3万円がご祝儀相場の基準となり、ご祝儀の約10%をメインの引き出物にあてるので3,000円が基準となります。引菓子や縁起物などの品数や金額は変えずにメインの引き出物金額で価格を調整します。 |

結婚式の引き出物の相場は、結果として、1人あたり全国平均で約6,000~7,000円 (メイン+引菓子+縁起物の3品合計)となりますが、肝心のご祝儀がわからないまま、ゲスト一人ひとりのご祝儀を予想するのは簡単ではありません。そこには親族との過去のやり取り、両親の意向、地域の慣習、同席する友人とのバランスなど、さまざまな要素が複雑に絡み合います。
この記事では、ギフトプロデューサー「おがってい」(hikicaシリーズ 開発者)が監修し、業界15年以上の販売実績と、卒花への独自アンケート をもとに、引き出物の相場から予算と引き出物の価格を決める考え方を体系的に解説します。

【執筆者:「おがってい」geeva㈱、㈱花雲の代表取締役 】 hikicaやgifcaなどの3品選べる引き出物カードを企画・設計。神戸大学工学部を卒業後、ITベンチャーでSEとして勤務し、九州大学のMBAを取得後にITコンサルタントとして独立する。2005年に物流システムの開発企業として㈱カウン・システム・サービス(現geeva)を起業し、引き出物やペーパーアイテムなどのブライダル専門のECサイトを自社開発して運営。「形式にとらわれない、お二人らしい結婚式」を叶えるために、業界で初めて3品選べる引き出物カード「gifca|ギフカ」を開発(特許多数保有)。さらに最新のIT技術を駆使して、QRシールやLINEで贈れるソーシャル引き出物など、引き出物の新しいスタイルを生み出し続けている。

まずは引き出物の相場の全体像を把握しましょう。「だいたいどのくらいが普通なのか」を知ることが、引き出物選びの第一歩です。
ゼクシィ結婚トレンド調査やhikica独自のアンケートによると、引き出物の全国平均相場は1人あたり約6,000~7,000円(メインの引き出物+引菓子+縁起物の合計)です。
ボリュームゾーンは5,000円~8,000円の価格帯で、招待ゲスト全体の6~7割がこの範囲に収まります。
| 項目 | 平均金額 |
| 引き出物全体(1人あたり合計) | 約6,000~7,000円 |
| メインの引き出物のみ | 約3,000~5,000円 |
| 引菓子のみ | 約1,000~2,000円 |
| 縁起物のみ | 約1,000~1,500円 |
ただし、これはあくまで「全ゲストの平均」です。親族には高めに、友人には標準的にと贈り分けをしているカップルがほとんどなので、「全員一律○○円」ではなく、関係別の相場を知ることが大切です。

引き出物は一般的に、メインの引き出物(記念品)・引菓子・縁起物の3品セットで贈るのが基本です。ただし、近年は大都市圏を中心に2品セット(メイン+引菓子)で用意するカップルも増えています。
| 品目 | 相場 | 役割・内容 |
| メインの引き出物(記念品) | 3,000~5,000円 | カタログギフト、食器、タオルなど |
| 引菓子 | 1,000~2,000円 | バウムクーヘン、焼き菓子など |
| 縁起物 | 1,000~1,500円 | 鰹節、赤飯、うどんなど |
引き出物の数に厳密な決まりはありません。2品で用意するか3品で用意するかは地域の慣習によるところが大きく、以下が目安です。
迷ったときは、ご両親やプランナーさんに地域の慣習を確認するのが安心です。
実際の結婚式では、メインの引き出物の7割~8割を占めるカタログギフトは商品代に800~1,000円のシステム料が発生するのでその分相場も上振れします。
引き出物の金額を決めるうえで最も重要な基準が、「ご祝儀の約10%をメインの引き出物にあてる」という考え方です。引菓子と縁起物はご祝儀の金額にかかわらず一定(各1,000円前後)なので、メインの価格で全体のバランスを調整します。
| ご祝儀(想定額) | メインの引き出物 | 引菓子 | 縁起物 | 引出物3品計 |
| 30,000円 | 3,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 約5,000円 |
| 50,000円 | 5,000円 | 1,000~1,500円 | 1,000~1,500円 | 約7,000~8,000円 |
| 70,000円 | 7,000円 | 1,500円 | 1,500円 | 約10,000円 |
| 100,000円 | 10,000~15,000円 | 1,500円 | 1,500円 | 約13,000~18,000円 |
この表を目安にしつつ、ゲストとの関係性に応じた調整を行うのがおすすめです。次のセクションで、関係別の具体的な相場を詳しく見ていきましょう。

引き出物は、ゲストとの関係性(=想定されるご祝儀額)に応じて金額を変える「贈り分け」が一般的です。ここでは、主要な5つのゲスト区分ごとの相場を解説します。
| ゲスト区分 | 想定ご祝儀 | メイン | 引出物3品計 |
| 親族(叔父・叔母・いとこ) | 50,000~100,000円 | 5,000~10,000円 | 7,000~13,000円 |
| 両親 | ―(家庭による) | 5,000~10,000円 | 7,000~13,000円 |
| 上司・主賓 | 30,000~50,000円 | 5,000~8,000円 | 7,000~10,000円 |
| 友人・同僚 | 30,000円 | 3,000~4,000円 | 5,000~6,000円 |
| 夫婦・家族連名 | 50,000~70,000円 | 5,000~7,000円 | 7,000~10,000円 |
以下、それぞれのゲスト区分について詳しく解説します。

親族からのご祝儀は5万~10万円と高額になることが多く、それに応じて親戚や親族の引き出物の相場も高めに設定するのが一般的です。
親族は今後も長くお付き合いが続く関係です。「ケチった」と思われてしまうと、ご両親の顔にも泥を塗ることになりかねません。迷ったときは少し高めを選ぶのが無難です。
また、親族同士は引き出物の中身を見せ合うこともあるため、同じ親族グループ内であまりに大きな差をつけるのは避けたほうがよいでしょう。
📌 関連記事 → 親族への引き出物の相場はいくら?

「そもそも両親に引き出物は必要なの?」——これは多くのカップルが悩むポイントです。
結論としては、家庭の考え方や地域の慣習によります。最近のトレンドでは「両親は結婚式の主催者側」という考えから、引き出物を用意しないケースも増えています。ただし、地方では慣習として両親にも贈るのが一般的な地域もあるため、ご両親に直接確認するのが最も確実です。用意する場合は、感謝の気持ちを込めた記念品として5,000~10,000円が目安です。
兄弟姉妹の場合は、未婚か既婚かで考え方が異なります。
📌 関連記事 → 両親・兄弟姉妹への引き出物は必要?

職場の上司や主賓は、今後の関係性を考えると慎重に選びたいゲスト区分です。
| ゲスト | 想定ご祝儀 | メイン | 引出物3品計 |
| 一般の上司 | 30,000~50,000円 | 3,000~5,000円 | 5,000~7,000円 |
| 部長・役員クラス | 50,000円 | 5,000~8,000円 | 7,000~10,000円 |
| 主賓(祝辞担当) | 50,000~100,000円 | 8,000~15,000円 | 10,000~18,000円 |
主賓にお願いした上司には、祝辞のお礼も含めて他のゲストより1~2ランク上の引き出物を用意するのがマナーです。上司への引き出物で人気があるのはカタログギフトです。好みがわからなくてもゲスト自身が選べるため、「趣味に合わないものを贈ってしまった」というリスクを避けられます。

友人・同僚は招待ゲストの中で最も人数が多くなるゾーンです。1人あたりの金額は控えめでも、人数が多い分だけ合計額に大きく影響します。
友人同士は引き出物の内容を見比べることも多いため、同じ友人グループ内で極端な差をつけないことが大切です。

夫婦やご家族で参列される場合は、ご祝儀を連名で1ついただくのが一般的です。そのため引き出物も1世帯に1セットで用意します。
| ケース | 想定ご祝儀 | 引出物3品計 |
| 夫婦2人で参列 | 50,000~70,000円 | 7,000~10,000円 |
| 家族(お子様連れ) | 50,000~100,000円 | 7,000~13,000円 |
お子様がいらっしゃる場合は、引き出物とは別にお子様向けのプチギフト(お菓子やおもちゃなど500~1,000円程度)を用意すると喜ばれます。

引き出物の相場は、実は地域によって大きな差があります。全国一律ではないことを知っておくと、ご両親や親族との認識のズレを防げます。
| 地域 | 平均相場(1人あたり) | 特徴 |
| 北海道 | 約1,900円 | 会費制が主流のため簡素 |
| 東北 | 約5,500円 | 全国平均にやや近い |
| 関東 | 約6,000~6,500円 | 全国平均とほぼ同水準 |
| 北陸(富山・石川・福井) | 約7,500~9,100円 | 全国で最も高い |
| 東海 | 約6,500~7,000円 | 名古屋を中心にやや高め |
| 関西 | 約6,000~6,500円 | 全国平均並み |
| 中国・四国 | 約5,500~6,000円 | やや控えめ |
| 九州 | 約5,500~6,500円 | 地域差あり |
最も高い地域と低い地域では約4倍以上の差があります。特にご両家の出身地域が異なる場合は、事前にすり合わせをしておくことが重要です。
北海道:会費制ウェディングが主流
北海道では招待制ではなく会費制の結婚式が一般的です。ゲストが15,000~20,000円程度の会費を支払う形式のため、引き出物はお礼の品として1,000~2,000円程度のプチギフトを贈るのが通例です。
北陸:全国トップの豪華さ
北陸地方(特に富山・石川・福井)は、昔から結婚式を盛大に行う文化が根付いています。引き出物もかまぼこ、鯛、赤飯などの名産品を加えた5品以上のセットになることも。1人あたり8,000~10,000円を超えるケースも珍しくありません。
関東・関西:全国標準に近い
関東・関西は全国平均に最も近い相場です。近年はカタログギフトやカード型ギフトが主流となっており、品数も3品から2品へ移行する傾向が見られます。

「全ゲストに同じ引き出物でいいの?」という疑問を持つ方は多いでしょう。実際には、約7割のカップルがゲストによって引き出物を贈り分けしています。
| パターン数 | 割合 | 内容例 |
| 贈り分けなし(1パターン) | 約20% | 全員同じ引き出物 |
| 2パターン(最多) | 約32% | 親族・上司向け / 友人・同僚向け |
| 3パターン | 約25% | 親族向け / 上司向け / 友人向け |
| 4パターン以上 | 約15% | 上記+夫婦向け、主賓向けなど |
最も多いのは2パターンの贈り分けです。シンプルで管理しやすく、大きな金額差もつけられるバランスの良い方法です。
モデルケース① ゲスト80名の一般的な結婚式
| ゲスト区分 | 人数 | 1人あたり | 小計 |
| 親族(叔父叔母等) | 20名 | 8,000円 | 160,000円 |
| 上司・主賓 | 10名 | 7,000円 | 70,000円 |
| 友人・同僚 | 40名 | 5,000円 | 200,000円 |
| 夫婦(1セット) | 5組 | 8,000円 | 40,000円 |
| 合計 | 470,000円 |
モデルケース② ゲスト40名の少人数婚
| ゲスト区分 | 人数 | 1人あたり | 小計 |
| 親族 | 20名 | 8,000円 | 160,000円 |
| 上司 | 5名 | 7,000円 | 35,000円 |
| 友人 | 10名 | 5,000円 | 50,000円 |
| 夫婦(1セット) | 3組 | 8,000円 | 24,000円 |
| 合計 | 269,000円 |
贈り分けをする際に最も注意すべきは、ゲスト同士が「自分だけ安いものをもらった」と気づいてしまうリスクです。

引き出物の相場がわかったところで、「もう少し費用を抑えられないかな?」と考える方も多いはず。ここでは、ゲスト満足度を下げずにコストを抑える3つの方法をご紹介します。

近年、引き出物の主流になりつつあるのが引き出物カード(カード型カタログギフト)です。ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、カード型の利用率は45.5%に達しています。
| コース | 合計金額(3品セット) | 想定ゲスト |
| スタンダードコース | 約4,800~5,800円 | 友人・同僚 |
| ミドルコース | 約7,800~8,800円 | 親族・上司 |
| プレミアムコース | 約12,800円~ | 主賓・高額ご祝儀の親族 |

式場で引き出物を注文すると割高になることが多いため、外部ショップから「持ち込む」カップルが増えています。ただし、多くの式場では持ち込み料が発生します。
| 引き出物の形態 | 持ち込み料の目安(1個あたり) |
| 品物(箱物) | 500~1,000円 |
| カタログギフト(ブック型) | 300~500円 |
| 引き出物カード | 300~500円(または無料) |
持ち込み料を抑えるためのポイントは、式場との交渉とカード型の活用です。式場によっては、見積もり段階で交渉すれば持ち込み料を減額・免除してもらえるケースもあります。
引き菓子と縁起物をどちらも付けるか、どちらか1つにするかは予算に直結します。1人あたり約1,000円の違いでも、ゲスト50名なら総額で約5万5千円(税込)の差になるため、決して小さな金額ではありません。引き菓子・縁起物は「しきたり」というよりは新郎新婦の気持ちを表す要素なので、ゲストの顔ぶれや地域の慣習に合わせて柔軟に選ぶのがおすすめです。

引き出物宅配は、結婚式当日に紙袋を渡す代わりに、後日ゲストの自宅に引き出物を届けるサービスです。ゲストが重い荷物を持ち帰らなくて済むため、遠方ゲストや高齢のゲストに喜ばれます。送料込みでも式場注文より安くなることが多いのもメリットです。

相場がわかったら、次は「何を贈るか」です。引き出物には避けたほうがいいアイテムや、喜ばれやすい定番品があります。
| 順位 | ジャンル | 人気の理由 |
| 1位 | カタログギフト/カード型ギフト | ゲストが自分で選べる万能型 |
| 2位 | 高級食器・テーブルウェア | 記念に残る。有名ブランドが人気 |
| 3位 | タオル・バスグッズ | 実用的で誰にでも喜ばれる |
| 4位 | グルメギフト(肉・スイーツ等) | 「消えもの」として気軽に受け取れる |
| 5位 | キッチングッズ | 実用性が高く幅広い世代に対応 |
圧倒的に人気なのはカタログギフト(カード型含む)です。好みやライフスタイルが多様化している現代では、ゲスト自身に選んでもらうのが最も満足度の高い方法と言えるでしょう。
相手のことを考えると圧倒的な人気はやはりカタログギフトになりますが、システム料(800円~1,000円)が商品代と別に余分にかかるので、3,800円(税抜)の予算が必要になります。結婚式場から購入すると割高になるカタログギフトですが、ネット通販では割引されている場合がほとんどなので、予算を抑えることができます。
Q. 引き出物の相場はいくらですか?
A. 結婚式の引き出物の全国平均相場は、メイン・引菓子・縁起物の合計で約6,000~7,000円です。ゲストとの関係性やご祝儀額によって3,000円~15,000円の幅があります。
Q. 親族への引き出物はいくらが妥当ですか?
A. 親族(叔父・叔母・いとこ)へはご祝儀5万~10万円に対して合計7,000~13,000円が相場です。メインの引き出物はご祝儀の約10%(5,000~10,000円)を目安にしましょう。
関連記事> 親族への引き出物の相場はいくら?
Q. 友人への引き出物の相場は?
A. 友人へはご祝儀3万円に対してメイン3,000円前後、引菓子・縁起物を含めて合計4,000~6,000円が一般的です。
Q. 引き出物は2品と3品どちらが主流ですか?
A. 全国的には今も3品(メイン+引菓子+縁起物)が主流ですが、大都市圏では2品セットも増加傾向にあります。
関連記事>結婚式の引き出物の品数と選び方
Q. 引き出物の地域差はどのくらいありますか?
A. 最も高い北陸地方(富山・石川・福井)で約9,100円、最も低い北海道で約1,900円と、4倍以上の開きがあります。全国平均は約6,260円です。
Q. 引き出物の費用を抑えるにはどうすればいいですか?
A. 最も効果的なのは引き出物カード(カード型カタログギフト)の活用です。持ち込み料が300~500円で済み、式場で直接注文するより大幅にコストを抑えられます。
Q. 贈り分けは何パターンが一般的ですか?
A. 2パターンが最多(約32%)で、「親族・上司向け」と「友人・同僚向け」の2段階に分けるのが最も一般的です。3パターン以上に分ける方も約25%います。
関連記事>結婚式の引き出物贈り分けはどこまで必要?
この記事では、結婚式の引き出物の相場をゲスト別・地域別・品目別に詳しく解説しました。最後に要点をまとめます。
「新郎新婦とゲストの関係と付き合いの歴史」や「新郎新婦やゲストの立場と環境」、「両親の支援があるので意見を聞かないといけない」などの状況が引き出物の予算を複雑化させるので、新郎新婦も悩んでいます。結局は人間関係の過去および未来や横とのバランスと今後の付き合い方を考えて、相場から金額を調整するしかないのが実情かと思いますが、肝心のご祝儀がわからないのが一番の悩みの元です。ご祝儀を予想しつつ引き出物の予算の決め方を紐解いていきましょう。
引き出物の相場まとめ
引き出物選びの3ステップ
引き出物は、結婚式に来てくださったゲストへの感謝の気持ちを形にするもの。相場を押さえつつ、おふたりらしい引き出物を選んでくださいね。
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